Another Team's Episode


第零話  伝説の始まり




学校




「ねぇ、放課後また付き合ってよ。」

こいつは新川芹那 友達は多いくせに、なぜか俺をよく誘う。

時々で、他より多い程度ならまだしも、何時もいつも俺を誘うのだ。この前はショッピング、
その前は・・・・・・・・何だったかな?

「またかよ。今度は何だよ?」

「この前商店街にできた喫茶店がいいらしいのよ。でも一人だと寂しいじゃない?だからさぁ、一緒に行こうよ。」

「はぁ?んなのは綾達とでも行けばいいだろ?」

綾というのは一つ下の後輩で、芹那と一緒によく俺のところに来る。

「俺は忙しい・・・・かもしれな・・・喜んでお供させていただきます。」

俺にはそのときの芹那の顔が般若に見えた。マジコエェ

「よろしい。ホームルームが終わったら、校門に集合ね!」

「わかったよ。・・・はぁ、かったりい。」




放課後

俺と芹那は新しく出来たとされる喫茶店まで来ていた。

「なぁ、帰っていいか?って言うか帰らしてください。」

店内には女の子が選り取りみどり。俺は当然男であるからして、その場に入り辛いのだ。

「ここまで来て文句言わないの!さっさと入るわよ!」

俺は意を決して店に入った。   うぅ、視線が突き刺さる。


視線に耐えながらも、おれはコーヒーセットをたいらげ、店から出るそのときを今か今かと待ち続けた。

「よしっと。さて出ようか。」

待ってました。やっとこの空間から抜け出せる、そう思ったそのとき

ドガアアアアアン!!!

隣の建物が突如爆発した。あぁ、そういえば隣は化学薬品使ってるって書いてあったな。 ったく、商店街にこんな危ないもん置いておくなよな。

そんなどうでもいいことを考えながら、俺の意識は闇に沈んでいった。







「やっと見つけた。この方ならば私の主と成れるでしょう。やっと私も動くことが出来る。」




続く・・・・



後書き・・・・


はじめまして。この話は、大体一年前くらいに書き、友人にメールで送っていたものを、投稿用に色々と修正したものです。
ちなみにその当時僕はぎりぎり18歳未満。アセリアをやったのはさらにその前。その時の友人への言い訳は、
『18歳未満はお買い求めになれないってことは、18歳未満が買わなければいい』というものでした。
まぁ、それはさておき、何分慣れないので、色々とおかしなところがあるとは思います。それに、ネタを色々なゲームからとってきていたり、
クロスオーバーがあったりと、このサイトの他のSSとは異色のものですが、力がないなりにも最後までやりたいと思っています。
もしよろしければ最後までよろしくお願いします。