深い深い闇の中、自身は一人歩き続ける。
手を伸ばせと掴めるものはなく、手を振るうと失うものは増えてゆく。
自分は一体何なのか、存在理由は何なのか。
孤独にも似た闇の中、一つの灯火が辺り照らす―――
永遠のアセリアinサモンナイトV
−導かれし来訪者−
第一章 始まりの鐘
第五話 始動する運命
ラトリスク、管理システム室。
イスに腰掛けてモニターを眺めるアルディラの横に、クノンが淹れたてのコーヒーを持って歩み立つ。
それに対し笑顔で受け取るアルディラは、ありがと、と短く感言を返すと、クノンも優しく微笑んだ。
「異常なし、か……」
「はい、あの二人にもそう急変はないかと思われます」
「ええ、でも気をつけて。なにが起こるかわからないから……外界でも、ね」
「はい」
香りを嗅ぎ、手渡されコーヒーを啜る。
うん、おいしい。クノン自身が温度センサーを内蔵しているだけあって、私の好みをよく理解している。
高性能な機能を備えるだけあってか、活用方法も幅広く適用することができる。看護だけでなく、給仕としても完璧だった。
炊事・洗濯・料理・戦闘、どれをとっても高い能力を誇るクノンに、あえて足りないものがあるとしたら……それは、愛嬌、ぐらいなものか。
しかし……こうやって少なからずアルディラの前では笑顔を示してくれるのだが、他者の前では無表情なのが疑問に思うところ。
そこでふと――作業も終わり暇になっていたこともあってか――アルディラは以前から感じていた疑問を尋ねることにした。
「ねぇ、クノン? 私の前ではそう自然体なのに、他の人達の前ではどうしてあんなに平然と振舞っているのかしら?」
「? ……アルディラさま、その質問の意図がよく理解できませんが?」
後方で資料の整頓をしていたクノンが、忽然とかけられた質問に対し小首を傾げて言葉を返す。
深い意味などなくその言葉の通りなのだが、何かのメンテナンス調査ですか? とその顔は示していた。
だが、無理もないのかもしれない……。
常に冷静で論理的に行動するクノンにとって、感情や情といったものが欠けて生まれてきたとしても何ら不思議はないのだ。
成長するロボット―――あらゆる現象を記憶・分析し、合理的にのみ行動を取るクノンにとっては……無必要なことかもしれないのだから。
(けれど……そんなのは悲しすぎるわ……)
しかし自分は、そのようにしてクノンを割り切るつもりはなかった。
“笑顔”は、自分も久しく忘れていたモノ。
過去、クノンと同じで日常に何の彩も感じていなかった無関心な私―――。
思い出させてくれたアティには感謝しているし、無論、それは私だけではなく他の護人達も同様だろう。
少しずつだが、色褪せた世界に再び戻ってこられたこの気持ちを……クノンにも是非、知ってもらいたかった。
「……クノン、それはね―――」
しかし―――言葉は最後まで紡げずに、クノンがある一部に映るモニターを凝視し会話を遮る。
「―――アルディラさま、B−28の画面を」
「えっ? B−28……?」
クノンの真剣な表情に、アルディラはすぐさま振り返ると画面上に映るB−28部分に目を向けた。
そこに映るはモコモコとした体躯にマフラーをした、一つの走る白い獣人の姿。
イヌ型の亜人『バナウス』の少年―――パナシュだ。
「パナシュ? どうしたのかしら、あんなに慌てて……まさか、帝国軍が!?」
「可能性はあります。しかし、あの移動速度だと此方に辿り着くまでに残り凡そ十分は掛かるかと推定しますが……此方から赴きますか?」
「ええ―――急いで準備して、クノン!」
戦闘、及び残された患者に対する配慮を行うため、素早い動作で行動に移行する。
通常ならクノンまで赴く必要はないのだが――患者や留守を任されているために――妙な胸騒ぎがし、今回は特別に同伴してもらうことにした。
モニターに映る二つの部屋に目を向ける。
その中央に位置するベッドには、両者――悠人・イスラ――共に静かに睡眠を摂っていた。
検査に問題はないし、疲労か、深い昏睡状態のため変化も見られない。
一、二時間ぐらいなら大丈夫だろうと思い、メッセージ及び室内操作(湿度、換気など)を設定して、準備が整う。
もしもの時は遠隔操作で区域全般に警戒報を発生できるよう入力し、モニター室に最低限の電源だけを通して、消灯。―――扉を潜る。
此方からも向えば、五分とせずにパナシュと接触できるだろう。
(願わくは、私の思い違いであることを―――)
胸騒ぎがする予感に、アルディラは心中で天へと祈る。
だが、その願いが叶うかどうかは、誰にもわからない。
少なからず……良いことは、起こらないだろうが―――
† † †
第二リペアセンター室。
音が、する。
それは、ゴソゴソと何かが這い回る音。
何やら横に人の気配を感じ……悠人は沈む意識をゆっくりと浮上させた。
「あ、あっ、……ご、ごめんなさい! 起こしてしまいましたか?」
「……キミは?」
横に立つは、白き姿の少年。
まだ完全に意識が覚醒していないためか、輪郭がぼやけ、視点が上手く合わない。
起きぬけに体が軋み、まだダルさが残るなか半身を起こして頭を掻くと、少年に目を向けた。
やがて、輪郭が徐々に正常へと戻り―――
「うぉわぁあああっ!?」
「ひぃ! ど、どうしたんですか…?」
ベッドから転げ落ちるようにして、対峙する少年―――パナシュと対面した。
(イヌ!? 人型のイヌぅ!?)
驚愕に染まる表情で悠人はパナシュを凝視すると、やがてその奥に映る背景を見て、自分は違う世界に来ているのだと思い出す。
しかし、こんな人外を見るのはサードガラハム以来か、しかもあの時は事前に認識していたぶん今回は突然だ。
起きぬけにこの衝撃は少し……キツイものがあったようだ。
「あ、あの……」
だが、その驚きも束の間。
目の前の少年は目蓋に涙を浮かべ、肩を僅かに震わせながらにして怖がっていた。
その様子に悠人も警戒心が薄れ、除々に後悔の念が募ってくる。
怖がらせてしまったことに、言葉より先に頭を下げていた。
「ご、ごめん! 行き成りでちょっと驚いて……」
「は、はい……」
「その、ホント、……ごめんな?」
い、いいですよ、とパナシュは悠人を宥め、バツが悪そうな顔で面を上げる。
頭を掻き、暫し沈黙が流れる中で……とりあえず悠人は自分の名前を名乗ることにした。
「えっと……俺は、高嶺悠人。キミは?」
「あ、はい。パ、パナシュです……」
オズオズとだが、パナシュは口を開く。
その様子がどこか小動物に見えて、向こうの世界のハクゥテを思い出した。
アイツも白かったな、などと連想し……パナシュの表情が沈んでいることに気付いた。
そして、瞬時に理解する。
これは、誰かを心配している顔だ、と。
戦場で培ってきた経験を得て、直感で悠人はそう理解した。
「……なにか、あったのか?」
「あっ、いや、その……」
そこで、ふと思う。
何でこの少年が一人でここにいるのか、と。
アルディラ達がここに通したとしても、この様子を天井に設置してあるモニターで監視しているのならば、誰か来るはずではないのか、と。
疑問は募り、そして新たな異変を感じた。
僅かな機会音だけが響き、他での活動が著しく停止している様な気がする。
最低限の振動と、深夜の病院のような雰囲気。
つまり……静か過ぎるのだ。
「……パナシュ、アルディラとクノンはどうしてるんだ?」
「―――!? そ、それは……」
悠人の言葉に狼狽し、パナシュが視線を泳がせる。
表情は沈み、両手をキツく握り絞めていた。
その様子に、なにか事件が起きたことを確信する。
「もしやあの二人になにかあったのか? パナシュ、教えてくれ」
「……で、でも……」
言い淀むその声に―――悠人は自身の立場を思い出し、葛藤する。
余所者、怪我人、不審者……考え付いただけでも結構な経緯を持つ自分に、言い淀む理由は良く分る。
しかし、もし何かの事故にあの二人が巻き込まれているのならば――世話になった件もあり――放ってはおけなかった。
役に立つかどうかは分らないが、知らないでいるよりかはマシな筈だ。
「なぁ、パナシュ……確かに、初めて会ったばかりで信用できないのはわかるけどさ……俺でよければ何か力になれるかもしれない。怪我の具合ならもう大丈夫だから……よければ話して、くれないか?」
「…………う、うん」
パナシュは顔を起こし、正面から向き合う視線を交える。
言葉に優しさを乗せ、不安に揺れるパナシュの瞳に悠人の深い心情を察した。
同時、純粋にあの二人を心配している不安な想いと強硬な雰囲気に、この人なら…と、パナシュ決意する。
やがて小さく頷き、ゆっくりと口を開いた―――
・
・
・
・
・
「……くそっ!」
現在、悠人はベッドから体を起こし、周囲を見回していた。
部屋を捜索し、苛立ちと共に小さく舌打ちを一つ。
探している物は―――『求め』。
「どこにいったんだよ、一体……!」
部屋から出て、他の場所を捜査する。
幸い、部屋に鍵は掛かっていなかった。パナシュが来たときにでもロックは解除されていたのだろう。
そして、そのパナシュも既にいない。彼もまた、悠人の探し物に移行しているからだった。
制服や羽織は丹に寝かしつける妨げになるために脱がされただけであって、別の場所で綺麗に洗濯されていた。
しかし、肝心の武器になるモノ――『求め』――はここに運びこまれた時に没収され、他で保管されているようだ。
焦りは募り……そこでふと、悠人の脳裏に一つの考えが巡る。
「待てよ、確かあの時……」
それは、嘗て向こうの世界でのこと。
当初、『求め』はエターナルの策略によりマナを奪われてしまった。
その見返りか、当時の『求め』はマナに対する欲求心は酷く、強制力も強かった。
一度、戦時中以外も五月蝿く鳴り響くために部屋の床に突き立てて放置したことがあったが……『求め』の力は治まらなかった。
が、その時―――
「離れていても猶、『求め』の強制力は続いていた……そうだ、繋がっている、はずなんだ」
悠人は通路の一角に佇むと、目を閉じ意識を集中させる。
休眠状態に陥っているとは言え、『求め』は微かに力を残すと言っていた。
ならばできるはずだ。契約により、自身と『求め』は互いに繋がっているはずだから―――
―――キィン・・・
「―――っ!? こっちか!」
響く音は外界ではなく、自身の内で木霊する。
同時、『求め』の位置を把握。
ボンヤリとだが『求め』の居場所が脳裏に浮かび、脈動し呼応している。
しかし力の影響か、共鳴のように誘われるものの、伝わる意思に自我は感じられなかった。
ただ漠然とした思念。依然エスペリアが言っていた下位神剣の感覚がこんな感じだろうか……。
「あ、ユートさん」
「パナシュ、こっちだ」
「え? あ、あの……」
途中で遭遇したパナシュを連れ――困惑していたが諭して――奥にある部屋の一角に立ち止まる。
部屋のプレートには文字がなく、鉄の扉で硬く閉塞されていた。
その横に、プッシュ番号付きのカードキーシステムが設置されている。
つまり、これを使って開錠しろ……と。
「パナシュ……この部屋の鍵、持ってるか?」
「ううん、ここは“武器庫”だから……こんな特別な場所、入れないよ……」
「マジかよ……」
新たな問題に頭を悩ませ、どうしたものかと苦悩する。
おそらく、ここの扉を開けられる者がいるとすれば、それはアルディラとクノンの二人だろうか。
矛盾する。助ける対象が妨げの障害になってどうするんだと、憎らしげに扉を睨んだ。
パナシュもどうするべきか考えてはいるが……両者共に、打開案は浮かばなかった。
(急がないと、いけないってのに……!)
苛立ちは募り、もしもの事を考えて胸が苦しくなる。
無論、自分がいなくても事件は無事解決するかもしれないし、今の自分は余りに無力だ。
人同士の争いとは言え、力の基準がここではわからない。
それでも……ジッと帰りを待つだけなのは、嫌だった。
時は数分前に遡る―――
パナシュの話しに出てくる“人質”と言う単語に、悠人は憤然とした怒りに満ちていた。
嫌な記憶が蘇る。嘗て、謁見の間で対偶した妹の扱いと同じだ。
胸糞悪い話ではすまない。共感する想いが、話を通じて伝わってくる。
加えて浚われたと聞いた時、一体どこまで類似していることかと自身の運命を呪った。
―――浚われた少女の行方を、どうしても妹の佳織を重ねてしまう―――
―――浚われた者を救いたいと言う仲間の気持ちを、痛いほどに理解できる―――
親友達を失った影響による心身の虚脱感を憤慨し、拮抗の取れない思考に葛藤する。
一歩を踏み出せない不甲斐さに、己の無力さを痛感した。
「あ、あとその、二人から連絡が―――」
パナシュが指で示す先、悠人の反対側の方向に、内蔵された赤く点滅する録音(再生)ボタンがあった。
手を伸ばしボタンを押すと、ホモグラム状のカーソルに地図が映し出され、それに伴い
自分
の身を案ずる音声が発言される。
もしも、の時を考え、避難場所にはこの
“風雷の里”に行ってくれ、とか、パナシュをお願い、などのまるで人の身を案ずるコトばかり。
少しは自分の身を優先しろよな、と内心で呟き―――自分も向こうでは皆を同じような目に合わせていたコトに、気付く。
そう、理屈ではないのだ、この感情は―――
―――待つだけか? 本当に、待つだけなのか、俺は……?
揺れる意志。
感じるは、あの喪失感。
僅かな時間の共有とは言え、もう情が移ったのかと苦笑する。
一息。自傷気味に、バカだな…、と呟き―――面を上げた。
でも―――
戦う力が、自分にはある。
傷は大半が癒え、残りは時間と共に自然と治癒してゆくだろう。
ならば、何を以って何を成す? 高嶺悠人?
決まっている。喩え僅かな付き合いであろうとも……恩人に対する恩義を、果たすまで―――!
重い足を一歩―――踏み込んだ。
扉の前で停滞して、一分程が過ぎた頃であろうか……。
悠人は思考していた動作を止め、扉に向かい手を添える。
パナシュがその行動に怪訝な表情をしていたが、悠人の瞳は真剣だった。
そして―――
「バカ剣ッ! 力を貸せ!! そこにいるんだろっ!!!」
「ユ、ユートさん!?」
堪らず、パナシュが戸惑いながらも静止の声を投げかける。
しかし、悠人はその声を無視して、依然扉に――パナシュはそう思っている――言葉を投げ続けた。
「俺が思っていることがわかるんだろ!? ならやってみろよ! バカ剣!!!」
「ユ、ユートさん、どうしたんですか? 焦る気持ちはわかりますが、取りあえず落ち着いてください―――」
パナシュが羽織の端を掴むが、悠人はもう片方の手でパナシュを、大丈夫だ、と促した。
理由はわからない。意図が読めない。しかし、錯乱しているわけではない。
混乱するパナシュを他所に、悠人は扉に殺到する。
同時―――
―――ガシャン・・・
―――っと、扉の向こうで音がした。
† † †
扉の奥―――武器庫の一角で、カタカタと震える音がする。
それは、剣。
布に包まれた、無骨な青い剣だ。
『できるだろ!? 普段自分は第四位の神剣とか言って、あれだけ偉そうなこと言っていただろうがッ!!!』
震える剣はやがて、布がはだけ、淡い光を灯し出す。
それは、鼓動するかの如く内に眠る力が外へと誘われ、瓦礫の山を突き進んで行った。
青い剣―――『求め』はやがて、扉との間隔が一直線上の位置にまで浮遊していた。
そして―――
『来いよ、バカ剣!! 今、お前が俺の手元に戻ってくることが―――俺の、『求め』だァッッ!!!!』
―――弾かれるようにして、『求め』が扉へと衝突する―――!!
† † †
パナシュは今、目の前に起きていたことに対して激しく動揺していた。
突如響いた轟音と共に、難攻不落に見えた鉄の扉に―――青い剣が、突き破っていたからだ。
添えた手の横に姿を現したソレを、やがて悠人は何の躊躇いもなく引き抜いた。
「よし! これで……」
目を閉じ黙想すると、手に持つ剣から淡い光が灯り出す。
もしかしてコレは、先生の持つ『
碧の賢帝
』と同じ物なんだろうかと、パナシュは凝視した。
視線を剣に向け―――その力強い姿に“何か”を感じ、身震いを一つ。
身に眠る獣の本能が、隠された力に逸早く察知する―――。
感覚を研ぎ澄まし、探査の力を揮い出す。
追うはアルディラとクノンの気配。そこは目的地であり、戦場であるはずだ。
しかし、それ以前に……奇怪な気配を感知した―――
(……なんだ、これは?)
それは、この建物内にいる少し離れた場所で眠る青年。
体温の温かさを感じる気配はこの建物内では三人だけで、自分とパナシュの他に感じたこの気配に、異変を抱く。
生気が……感じられない。
全くではないのだが、時々消沈しているのだ。
明滅しては消え、また点いては消えるの繰り返し……。
それはまるで、生きる屍のように―――。
「……パナシュ、この建物にはもう一人、誰がいるんだ?」
「え? あ、ええっと確か……漂流してきた人が、いるはずだけども……どうして?」
「あ、いや、別に深い意味はないんだ。……そうか……」
「……?」
そう言えば、会話中にクノンがそんな事を言っていたなと、思案する。
しかし、気になるが考えるのは後。今は他のことに構っている余地はない。
思考を切り替え、探査の範囲を徐々に広げながらにして出口の方へと移動する。
だが……揮い出せる範囲内に、気配を感知することはできなかった。
「ダメか……パナシュ、アルディラ達がどの方角に行ったかはわかるか?」
「う、うん。真っ直ぐここを北だから……この方角だよ」
指で方位を示し、出口の場所へと着くとその方角に目を向ける。
そこには、遥か遠地でボンヤリと突起した山が見える。目印があるとは好都合だ。
ある程度まで行ったら、帯刀した『求め』の捜索できる範囲内にまで喰いこめるはず。
危機に陥っていないことを祈り、悠人はパナシュへと振り返った。
「パナシュ、念のために眠っている奴には気を付けろ。何か、嫌な感じがするんだ……」
「え? う、うん。わかったよ……」
その言葉に一時戸惑うものの、コクリと肯定の頷きを返す。
前を見据え―――悠人は重心を僅かに沈ませると、一気に駆け出した。
その後ろ姿を見つめ……パナシュは、ギュッ、と拳を握り、想いを託す。
「み、皆を……お願いします!」
「―――ああ、任せろ!」
力強く頷く悠人。
背中を見届け、委託した想いを乗せて手を振り続ける。
その白い姿が見えなくなるまで、パナシュはひたすら、手を振り続けた―――。
<後書き>
執筆方法変って不快に思う方はごめんなさい。ちょっと色々ありまして(´・ω・)−3
まあ、レベルアップしているかどうかは分りませんが、読みやすくはなっているはず・・・ですよね?(キクナ
ええ、エスペリア曰く、日々精進です、はい。(イマレベルイクツダ?
ただ、悠人の性格や言動に変化が見られますが、その辺りは異世界の影響・作者の力不足と言うことでご諒恕ください。
そして、次回は初の戦闘パート! やっと、やっとか・・・!(←バトル大好きっ子
ではまた、次の後書きで会いましょう。
ここで注意。
執筆方法が“おしょう”さんと類似していますが、そのことに関してはちゃんと許可を頂いておりますので。では。ノシ