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葛綿 樹流(クズワタ キリュウ)
銀の髪、銀の瞳を持つ本編の主人公。生まれてまもなく母が他界、考古学者の父に連れられて世界を転々としている。幼い頃に日本に住んでいたが、その時に酷い虐めを受け激しく母国を嫌っている。現在は父の仕事の事情により一時帰国、悠人達の学校に転入してきた。偶然にもファンタズマゴリアに召還され、ラキオスにその身を置く。永遠神剣第五位・【黒金】を体内に所持し、自分という存在を認めないハイペリア・ファンタズマゴリアに対し激しい憎悪を抱く。また、人々がスピリットに対する仕打ちに哀れみを感じ、殺すことでその重荷を解放してやろうと考える。理想よりも現実を見る傾向が強い。母の写真が入った形見のペンダントを肌身離さず身につけている。

『主、樹流の名において命ず。その力を我の前に示せ……出でよ、【黒金】!』



永遠神剣第五位【黒金】
長剣型永遠神剣。その名が示すものは負の感情、そして揺るがない信念と誇り。第五位にも関わらず、その力は第四位に引けを取らない。怒り・妬み・憎悪・悲しみ、【黒金】の力はそれら黒き心が源となっている。特殊な神剣で、樹流の体内に存在する『憑依型永遠神剣』。主の感情の高ぶりによりその力が具現化される。他にも様々な能力を持つが最大の特徴が『暴走者』。これは樹流の精神力により『限界値』を定め、その枠を超えると『暴走者』が発動する。だが飛躍的に戦闘能力は上昇と同時に樹流の体にかかる大きな負担、発動後の一時的な【黒金】の使用不可というリスクが生じる。他の神剣とは違い気配がない。

『ならば問う。汝は何を憎む?何を壊す?』

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