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如月 深(キサラギ シン)・・・本編の主人公、永遠神剣・第四位【真実】の持ち主で、【真実】によって召喚された。ユウトたちと同じ学校に通う17歳の少年。両親とは幼い時に死別している。今のつまらない世の中に失望しており、常に冷めたような印象を回りに与えている。自分では、冷めた人間だとは思っておらず、周りの人間がくだらない事にいちいち興奮し過ぎているのだと分析している。しかし自分が理解できない物事や知的好奇心を満たしてくれるようなモノに対しては危険を顧みず飛び込んでいく荒々しさを持っており、異世界に飛ばされた事には喜びを感じている。他人には本心を見せようとしないタイプだが【真実】とは気があうらしく素の自分を出している。戦うことに関しては素質があり、頭の回転も早いが、ファンタズマゴリアにきてからは事態をこじらせたり、面白くしたりしようとする。

永遠神剣・第四位 【真実】
 槍型の永遠神剣(エスペリアみたいなの)で、文字通り真実を司っている。下位永遠神剣ではあるがわずかに別世界に干渉する力を持っており、自我も確立されている。真実を追究する事を目的として、それに見合う魂の持ち主であったシンに無意識の内に干渉し、召喚してしまったという自分に都合のいい神剣。都合よく持ち主が現れる事を【真実】自身は全く気づいておらず、自分では運がいいだけと思っている。この神剣の持ち主は『遠見』の能力を扱うことができ、持ち主の精神力に応じて、剣を中心に半径数十キロ以内なら『観る』事ができる。真実を追究しているので善悪の判断はなく、敵や味方の判断もない。より真実に近いほうをとる。それゆえこの剣の持ち主は組織だった行動が取れず大勢で動くことは無い。が、その分剣自体の力は非常に強く、その力は、同位の【求め】以上。

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