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《登場キャラ紹介》


・高嶺 直樹 
名前から分かるように彼女の子孫。 
本作は現代世界ではあれから100年も経っていない設定で、彼は彼女の孫にあたります。 
亡くなった祖母の形見のペンダントをいつも首にかけていて、とても大事にしています。 
夜神社で趣味のギターの練習中にファンタズマゴリアに召喚され、ギター片手にあれこれと奮闘します。
自分でも曲を編曲したり作曲したり出来て、祖母から残された曲をギター用に編曲したものが一番得意な曲です。

ファンタズマゴリアではエトランジェという言葉が消えて久しいので、そう呼ばれることはありません。 

・イーシャ・L・アネシア 
「ラスフォルト」と呼ばれる、少々特殊な特性を持つ一族に生まれた少女です。 
(ラスフォルトに関しては下記の設定をご覧下さい) 
若いながらもレミル村の宿屋の女将をしています。 
赤と青のオッドアイで、少しこれをコンプレックスに感じています。 
村の近くの森で行き倒れていた直樹を見つけ、宿屋に住まわせてくれています。 

・クゥ・L・コルレリオ 
イーシャと共に宿屋を経営しているラスフォルトの少女です。 
一緒に住んではいますが、家族ではありません。 
茶髪の髪を三つ編みにしていて、深い緑の瞳が印象的。 
気が弱く、少し人見知りをするきらいがあります。 
しかし、困った人や苦しんでいる人を見ると放っておけない性格です。 
宿屋に運ばれた直樹の面倒を見てくれます。
直樹のギターを偶然聴いて、それ以来ギターを気に入ったのか、ナオキには心を開いています。

・エリシア・ガロス
レミル村の村長の娘です。
若いけども村の人間の信頼を得ています。
ただ、本人は能天気のきらいがあり、いつでもマイペースです。
そのせいで実際の歳よりも幼く見えているのですが、それが逆に男性の隠れファンを急増させている原因だとか・・・。

・クルーディオ・リカード
エリシアの幼馴染で、彼女よりも少し年下です。
家の書庫にある大量の古文書を幼い頃から読んで育っているため、知識は豊富です。
その代わり、やや神経質に育ってしまいました。
本を読むのが好きで、書庫の本には飽き足らず、近くの大きい集落に行くときは必ず大量の本を買ってきます。
最近彼が買う本が書庫に入りきれなくなりそうなのが、彼の両親の心配事だったりします。
エリスからは色々と面倒なことを押し付けられますが、今まで文句を言いながらも全てこなす、律儀な一面を持っています。

・ユート・ラスフォルト
盗賊対策に、とエリスが雇ってきた傭兵。
無名でしたが、エリスは彼に頼むと言って聞かなかったそうです。
ラスフォルトの後に家名が続かないのは珍しいのですが、このことに関しては話したがりません。
武器は諸刃の大型剣を腰に下げていますが、背中には常に布で包まれた「何か」を背負っています。
#もちろん、彼は我らが聖賢者ユウト君です。
#普段は隠居していますが、たまに仕事をしないと生活出来ないので、短期で雇ってくれるところを探し各地を転々としています。
#背中に背負った「何か」は「聖賢」なのですが、力を解放するのは危ないので布を巻くことで自戒しています。



《設定資料》


・ラスフォルト 
名前に必ずラスフォルトと入っていて、体の一部に青、赤、緑、黒のどれかの色を持つ人間の事を指しています。 
(SS内ではよくLと略しますが、ファンタズマゴリアにはアルファベット自体が存在せず、自分の執筆時に連続して打つのが嫌だからなので悪しからず。) 
特にその色は瞳や髪の色に現れやすいです。 
彼らは死を迎えると、その特定した色を持つ部分は金色の光となって消えてしまいます。 
髪などは散髪すると、その切った髪も光となって消えます。 
そのルーツを大昔の大戦争時代に活躍した「スピリット」と呼ばれる存在に持つとされますが、
ごくわずかな文献だけの情報なのであまり信じられてはいません。 
#当然ゲームをプレイした人ならルーツは分かると思いますが・・・一応、こういう設定だと頭に止めてもらえると助かります。 
#当然、意味も由来も伝承されている文献は公には見つかっておりませんので、彼女らは「ラスフォルト」の意味を知りません。 

・レミル村 
大反乱に加担したとして国を追放された元ガロ・リキュアの元王族が立てた小さな村。 
再び建国することなく、付いてきた数少ない部下たちと共に旧ガロ・リキュア首都の郊外で暮らしました。 
村の名前は彼のレミル・ダイ・ガロスから取られたとされています。 
大昔の出来事のため、口伝でわずかにそう残っているだけで、事実を記す書物の類は発見されていません。 

追加情報:正確にゲーム内の地図上で説明すると、エルスサーオよりもラキオスに近い付近に位置します。

・大反乱 
ガロ・リキュア建国後から約500年後に起きた、民衆の反乱。 
これによりその代の王権は南西の湿地帯に逃亡し、そこに新しい国を建国しました。 
この反乱に加担した王族は追放され、旧ガロ・リキュア首都から少し東に行った場所に村を作りました。 
追放された、という事実は文献として残されておらず、さまざまな説が飛び交っています。 

・言葉について 
初めは聖ヨト語を使おうかとも思いましたが、時が経つと言葉も変わるだろう、ということで
現在のファンタズマゴリアで使われている言葉は聖ヨト語ではありません。 
しかし、聖ヨト語を語源として発展していますので、少し似てはいます。 
文字に関しては相変わらず楽譜に似た文字ですが、文法などはやや異なります。 
現代で言う古典と現代文の違いと同様、とでも思っておいて下さい。 
ちなみに、自分で考えるのが面倒なのでこの言葉を書くことはありません。 
どこかに、この文体と全く異なった語源、文法を持つ国が存在するとか・・・。

・盗賊団
レミル村から南に行った山地に拠点を置く、かなり巨大な盗賊組織。
各地に支部を持っていますが、総本山であるその山地には多くのの盗賊たちがうろついています。
リーダーはラスフォルトで、人外の力を使うという噂があります。

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