‘‘The important memory changes to most important you‘‘
(その大切な思い出は一番大切な君へと変わる)
‘‘So have you probably remembered the important memory?‘‘
(でもその大切な思い出を君は覚えてるだろうか)
‘‘You promised with we ‘‘
(俺と君は約束したよね)
Once upon a time, mutual whichever certainly forgetting once upon a time,
without fail don't you think? and it probably will meet,… it is promise!!
(いつか、いつかきっと、お互いどちらかが忘れても絶対また会おうね・・・約束だよ!!)
そう―――10年前、俺はアイツと約束した
ー永遠のアセリア―
‘‘The memory which does not change eternally‘‘
・設定
遠藤 雄也 (えんどう ゆうや ) Old 18
ユート達とはまったく違う高校に通っている高校3年生の青年。青黒い少し長めのシャギーの頭髪、整った顔つきに眼鏡をつけている。
生徒会副会長をしており女子にモテるだけではなく男子からも信頼がある。
家が有名な家柄で、武術、剣術、戦闘においては常人を外れている
Have you remembered? Promise of that time
(貴方は覚えていますか?あの時の約束を)
朝、俺は襖から差し込む朝日で目を覚ました
「ふあぁぁ・・・」
今日も新しい1日が始まる。そう、 また 新しい1日が
「変な夢・・・みたな・・・」
俺が見た夢、それは10年前の記憶の夢だ
春、桜の木下で約束した あの子 との約束
「またあおうね!!約束だよ・・・」
「うん!!約束だ!!またあおうね!!ゆびきりげんまん」
彼女と別れるときに交わした約束、それを今でも俺は覚えている
時々思う、彼女は今どうしているのか、自分の事を覚えているのかと
俺は自分がボーっと突っ立っているのに気がついて、朝の日課を済ませるために歩き出した
―数時間後 学校
いつもと変わらない日常、俺は鞄の中の教科書を机に詰めるとクラスメイトと話をしている
「雄也君おはよー」
「おーっす、雄也」
「ん、おう」
友人達が溜まっているところに行き会話を始める
「でさー、そのアニメが―」
「見たか?昨日の番組」
たわいのない話。いつも俺は友人たちとこんな平和な会話をしている
「そういえばさ、転校生が来るらしいね」
俺はその話題が気になった
「転校生?体育大会も終わって学園祭だけのこの時期にか?」
友人の女子生徒に尋ねた
「ええ、詳しくは知らないけどねー」
何やら気にはなったがすぐに話題が変わる
その後の話もたわいのない話で進んでいった
しばらくして
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴って俺は席に付いた
席に着くとすぐに先生が入ってきた
「えー、大分噂になってるみたいだが・・・転校生を紹介しよう」
教室がざわめく
「では斉藤さん、入ってきてください」
そう
『彼女』はただの転校生ではなかった
転校生らしき女の子を見て驚いた
背中に掛かるくらいの黒いロングヘアー、それと対象の赤い瞳
ただ可愛い、それだけではなかった
昔約束を交わした少女、あの子にそっくりだった
「瀬――」
・・・あれ、思い出せない
約束をしたのは覚えている
でも
彼女の名前・・・いや、姿が思い出せない
そんな事を考えているうちに自己紹介にはいっていた
「斉藤 瀬莉です。よろしくお願いします」
男子や女子がキャーキャーいっているが気にしない
「それでは・・・斉藤さんは遠藤君の隣に座ってください」
先生の指示に従って自分の隣に座る斉藤
何やらいつもと違う男子と女子の視線が痛い
そして彼女は衝撃的な一言を言った
「久しぶり、だよね、ゆーくん」
「・・・・え?」
その光景を見た男子がなにやら殺気めいた瞳を送ってくる
「・・・約束、覚えてない?」
約束――
・・・・ッ !!
思い出した
「瀬莉・・・なのか?」
「・・・うん、10年ぶり、かな」
まさか再開するとは思わなかった
なにしろ10年ぶりの再会なのだ
その後、男子や女子に何やら冷ややかな目で見られたがなんとか受け流した
―学校終了後
俺は高校で部活をやっていない
いや、勧誘はされた、陸上部、剣道部、バスケ部、軽音楽部、Etc・・・
でも別にうちの高校は部活に強制がなかったしやりたいこともなかったので結局は帰宅部だ
それで・・・今俺は10年振りに、彼女との再会をしていた
「へー、ゆーくん部活やってないんだ、意外だね」
「意外って・・・お前俺をなんだと思ってるんだ・・・」
「だってゆーくん足速いし体力あるし・・・ほら、トロフィーとか飾ってあったし」
「ああ・・・アレね・・・別にあの時は先輩に頼まれて出たら偶然優勝してさ」
「・・・県内ランキング1位なのに?」
「いや・・・まぁ・・・・」
そう、10年前の約束
アレ以来彼女とは会っていなかった
その彼女が、10年前の約束が現実となって自分の隣に居る
「まさか瀬莉が転校生だとはなぁ・・・今でも信じられない」
「えへへ、私が入ってきたときのゆーくんの顔、凄かったよ?」
俺は苦笑いすると前を向く
・・・10年ぶり、か
本当に懐かしい、そして嬉しい
そう10年前
彼女と約束し――
ふと俺は足を止めた
「ゆー・・・くん?」
約束・・・内容もあの時の笑顔も全部覚えている
でも――どうして彼女の名前しか思い出せない?
「瀬莉――あのさ」
「・・・ん?」
ふと足を止めた
そこは神社の前だった
「俺さ、おかしいのかな・・・こうやってさっきまでゲーセンいって、商店街行って話して、笑って、そうしてるのに――あの時の瀬莉が、記憶からすっぽり抜けてるみたいで・・・」
「・・・」
瀬莉は一瞬驚いたようだがすぐに寂しそうな顔になり
「・・・ゆーくん、きがついちゃったんだね――本来なら私の記憶自体消えてるはずなのに、どうして消えなかったのかやっぱり未だにわかんないや」
彼女の言葉が分からなかった
・・・一体何を言っている?どういうこと――
彼女は自分の肩まである黒髪に指を通すと
「うん―私はゆーくんの記憶のあの時の私であって、私じゃないから」
「なっ・・・!どうゆう――」
言葉が終わる前に俺は
ピカッ!!
「ッ!!」
光に包まれた
「ごめんね――ゆーくん、今の私からじゃ何も言えない、もしこれから起こる真実を切り抜けて、また逢えたなら――その時は全部話す・・・ううん、わかっちゃってると思うから」
光で視界が覆われて、切なそうな彼女が消えそうになったとき
俺は聞いた
――大好きだよ、ゆーくん
・・・なんだよ、自分だけ気持ち伝えてさ
だから俺もいってやった
もう17なのにまだ幼さが残ってる、一番大好きな彼女に
ずっと。10年間伝えたかった想いを
――俺も、好きだよ、瀬莉
聞こえたかどうかは分からない、伝わったかどうかも分からない
でも彼女は、優しく微笑んでくれた
雄也の姿はそこにはなく、残った少女が呟いた
「バカ、ちゃんと聞こえてるよ――もし、ゆーくんが真実を掴めたら、その時は――」
瀬莉は最後まで言う前に止め、背後の巫女装束の少女の所まで歩いていった
これは1人の本当の約束を覚えている青年と
1人の真実を知る少女の
『約束』の物語
そう、全ては動き出した
約束、そして真実へと
It continues ....
追加人物
斉藤 瀬莉 (さいとう せり) Old 17
10年前の約束の少女。雄也の学校に転校してきた。
肩まである黒髪に赤色の瞳、幼さが残っていることから17は考えられないほど。
しかし、裕也が知らない真実を知っており、何かを隠している。
あとがきと呼ばれる言い訳
皆さんこんばんわ、又はこんにちわ。蓮です
毎日に終われるように過ごしていますが頑張っております。
さて、今回の長編SS?のテーマは
約束 。最初からメインヒロインも決まっているようですがちゃんと他のヒロインも出しますよ、ええ(大汗
終わらない も 刻み続ける も中途半端ですがご安心を、ちゃんと書き続けています。別に忙しくてあんまりできないとかネタがないとかではn(うわまて何をすr
しかし読者の皆様には本当に迷惑ばかり書き続けています;;申し訳ないです;;
ちなみにこの作品は他の2作品とは連動していません。又、更新も不定期です、本当にごめんなさい;;
次回、とうとう異世界編突入です。でわ皆様に感謝を込めてこれくらいで失礼します