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 言葉についてふと疑問(その1)

「なあエスペリア。ふと疑問に思ったんだが・・」
「なんでしょう?ユートさま。」
 ここはスピリットの館第一詰め所の居間。
エトランジェ、求めのユートがラキオススピリット隊隊長となって、数ヶ月が過ぎていた。
「前、俺がこの世界に来てからそんなにない時、エスペリアに言葉を教わったよな。」
「はい。・・ユートさまはもう文字はわかるようになりましたか?」
「うっ・・・」
しどろもどろになるラキオスの勇者。
「いや、はは・・・。・・まあ、とりあえずその話はおいといて。」
「・・はい、置いときましょう。」
「確かあの言葉の授業の最初のころって、エスペリアが簡単な単語の文を言って、俺がそれを答えて当てるって形だったよな?」
「はい。・・なんだか懐かしいですね。」
「うん、懐かしいんだけど、なんでエスペリアは俺の答えがあってるってわかったんだ?」
「えっ?」
「・・確認だけど、俺がしゃべってた言葉、日本語ってゆうんだけど、はわからなかったよな?」
「あ・・・」
逆にしどろもどろになるスピリット隊副隊長。
「ど、どうしてでしょうね・・・?」
「言っとくが、’献身’の力を使っても無理だぞ。あの頃’求め’の力は使えなかったんだから。双方とも永遠神剣の力を使わないと伝え合うことができないのは、王座の間でエスペリアと対峙した時のでわかる。」
「そういえばそうですね。う〜ん、何ででしょう?」
「不思議だな?・・って、エスペリアのことだろ!!」
しかしその頃にはエスペリアはあるていど平静を取り戻していた。

・・しかもなんとなく理不尽な事を言われて怒っている様子だ。
「・・よく考えれば、・・・そんなのシナリオ書いた人に言ってください!!」
「なんだよ?シナリオ書いたやつって!?」
「うるさいうるさい。そうでなかったら、このSS読んでる人からの返事を待ちなさい!!」
「だから何の話だ!?つーか、キャラ変わってるぞ!!」
「このへたれはまだ言うか!こうなったら今から小一時間、聖ヨト語の書き取り!!!」
「なぜそうなる!!?」
「問答無用!さあ!!!」
ドンッ、とテーブルに置いたのは、どこに持ってたのか聖ヨト語の書き取りのノート(小学校低学年用)。
「どこからそれを!!?・・・というか、小学校低学年用かい!・・何から突っ込めばいいのやら・・・」

それから小一時間は、ある意味戦場のほうがましだったと、ラキオス隊隊長は後に伝える。


 そしてそれを別の時空から見ているものがいた。
「エスペリア、・・・私のキャラをとらないでください・・・・・」

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