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 お読み頂き、誠に有難う御座いました。
 この作品、かなり異端な作品となっていると思います。そのつもりで書きました。
 かっこいい『燃え』でも無く、可愛い『萌え』でも無い、戦争の痛みを書きたかった。
 試合では無く、殺し合い。
 血塗られたそれを理解していなければ、悠人達エトランジェの葛藤やスピリット達の悲哀も理解出来無いのではないかと考えました。
 それでこの様な作品を書いてみた訳です。
 他人に読んで頂くというよりも、自分自身の確認の意味で。

 反省点。
 ルルイルの死が綺麗でかっこ良過ぎました。
 彼女は無様に醜く死ななければ、本当の殺し合いの陰惨さが見えてこなかったですね。
 作中の彼女の死は、これはこれで展開としては悪くないと自分でも思うのですが、テーマとしては失敗です。
 自分のキャラには良い目をみて欲しいという、作者としての私の弱さです。
 後、眼鏡っ子スピリットを出せなかったのが悔しいです。
 冗談はさておき(そう冗談でも無いのですが)キャラ作りは難しいです。既存のキャラクターと被らない様、それでいて個性的に、それなりに短い話なので解り易く。
 天才児であるクーン。色気キャラであるルルイル。この二人はそれなりに成功の様な気はするのですが、ネオンキャリングが……。
 『体術使い』と『悠人とは異なるタイプのリーダー』という点から広げていったのですが、性格が(私の考える)セリアとかなり被ってしまいました。
 セリアにはかなりみっともない役を受け持ってもらってますし、色々とごめん、セリア。
 文章を削りまくり、解り易さをかなり排除しています。そもそもの文章が荒いです。他人に読んで頂くのはどうかと思うほどに。
 ただ、今回は綺麗に整形するよりも勢いを望みました。(整形するとはいっても、私の技術が足りないのであまり綺麗にはならないでしょうけれど)
 自分の為の文章という事もあり、その辺は割り切りました。読者無視の部分があります事を謝罪します。
 ラキオススピリットの性格設定はかなりの部分オリジナルです。
 PS2版が出たら、ズレが生じるかもしれません。PS2版が発売される前の文章だという事を、とりあえず書いておきます。
 それ以前に皆様の思い描く彼女達の性格と既にずれているかも知れません。これに関してはパラレルワールドという事でどうか御了承下さい。

 最後になりましたが、私の稚拙な文章を読んで頂き本当に有難う御座いました。
 「DreamElement」の管理人様、この拙いSSを発表する場を提供して頂き、有難う御座いました。
 御意見、御感想、誤字脱字報告等、頂けたならば幸いです。

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