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 初めに(言い訳)

 キャラ壊れ注意!

 ここは原作とは違う、というツッコミは受け付けません(オイ

 文章表現がほんの少し際どい所もあります。そういったものが苦手な人、もしくは年齢が低い方もご注意ください。

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 館の漢二人「第零話 勝ち目の無い戦いの幕開け」

午後の安らかな日々、穏やかな風、穏やかな雲・・・

「どこだあああぁぁ!!悠人ぉぉぉ!!」

穏やかさゼロの叫び声があたりに響き渡る。

(・・・またか)

午後の訓練も終えて一休みしていた悠人は毎日、光陰に追われる身となっていた。

理由は、もちろん() オルファ関係である。

光陰と今日子が仲間に加わってもうすぐ一週間になる。

やはりあのときのことが原因となっているのだろう

 

(以下回想

「なあなあ、どうせだから、俺達のことをスピリット隊のみんなにも紹介してくれよ」

「ああ、そうだな。どうせ一緒に戦うんだし、飯でも食いながら・・・」

「ところで悠人」

「ん?」

急に真剣な表情になったかと思えば、

「悠人の部隊にいた、あのちっこい赤スピリットちゃんの名前を教えてくれ〜〜」

「・・・・・・」

顔がこれ以上ないほど緩んでいる(イメージとしては、佳織を見る時の瞬の顔)

「なぁ〜〜〜〜悠人〜〜〜〜〜」

そろそろ今日子のツッコミが入るところだが、佳織に会いに城に行ってしまっていた。

「・・・・・・オルファ、だ」

「そ〜か、オルファちゃんかぁ・・・・・・かぁいかったなぁぁぁ・・・・・・」

(・・・・・・キモッ、てかコワッ)

町のド真ん中で顔を緩ませ「かぁいいよなぁぁ・・・オルファちゃん・・・」を連呼する青年。

文句なしに怪しすぎる。

「それとさ〜〜〜、お前の部隊の黒、青、緑スピリットの中にも、すげぇ可愛い子がいてよ・・・」

「・・・・・・で?」

「会わせてくれ!!!」

「・・・・・・」

 

そんなこんなでスピリットの館第一詰所。

「はっやっく会いたっいな〜〜」

「・・・・・・」

隣で浮かれる怪しい男を無視するように、悠人は先に中へ入る。

「ただいま」

「お帰りなさいませ、ユート様」

(悠人にとっては)いつものように、エスペリアが出迎えてくれる。

「どこだ?どこだ?」

そんなエスペリアさえも見えていない光陰は目当ての娘を探している。

「・・・?あの、こちらの方は?」

先ほどから何かを探して子供のようにキョロキョロしている男。怪しむのも無理はない。

「ああ、こいつは・・・・・・」

「パパ〜〜〜〜♥」

悠人の声をさえぎる幼い声。

「おお〜〜〜〜〜〜♪」

光陰が、どこかのアイドルを前にしたファンのような歓声をあげる。

オルファは、そのまま光陰のもとへと駆け寄った。

「オッルファちゃ〜〜〜〜ん♥」

もちろん(笑)素通りし、悠人の胸に勢いよく飛び込んできた。

「うわっ、こら、オルファ?」

「えへへ〜、すりすり」

オルファは悠人の胸の中で幸せそうに頬をすり寄せている。

「おいっ、オルファ、ちょ、ちょっと待って」

「い〜や〜♥」

悠人は何とかオルファを引き離そうとするが、オルファ自身の力と悠人の性格上(お察しください)ますますオルファは抱きつく形となった。

「こらオルファ、ユート様から降りなさい。ユート様が困ってらっしゃいますよ?」

「パパ〜、オルファと一緒と一緒はイヤ?」

こんな小さな幼女に目を潤まされて、断れる人間がいるだろうか、いや、いるはずが無い。←は作者の自己主張です。←は自己主張です。

「い、いや・・・そんなことは」

「やった〜〜。パパ、大好き!」

ますます抱きつくオルファ、その頭を困りながらもゆっくりと撫でている悠人。

「・・・・・・」

完全に無視された光陰は怒りのオーラを纏って固まっていた。

おそらく彼の頭の中では「大好き」が何回も響いていることだろう。

「パパ、早くお風呂入ろうよ〜♥」

この言葉を聴いて、光陰がどんな反応を見せたかは皆様のご想像にお任せします。

「オルファ、お風呂は夕食の後でしょ?」

エスペリアさん、突っ込む所が違います。

「そうそう、パパ〜、今日はオルファも手伝ったんだよ」

オルファの目には、「褒めて褒めて?」といわんばかりに輝いている。

「そうか、偉いなオルファ」

「えへへ♥」

「あ、そうだ。どうせだからお前も食べていけよ、光い・・・・・・ん?」

すっかり置いてきぼりを食らった光陰は、すでに泣いて立ち去ってしまっていた。

「パパ〜、早く早く〜〜」

「あ、ああ・・・・・・」

「・・・・・・ユート」

「ん?どうしたアセリア」

そこに立っていたアセリアは、なぜか機嫌が良さそうだった。

「今日は、私もご飯、作った」

「・・・・・・え?」

 

回想終了)

「あの時は光陰のことを考える余裕なかったからな」

その後アセリアとオルファの作った夕食を食べ、風呂場内ではちょっとした事件が起きていたが18禁になりそうなので却下。

「・・・・・・」

悠人君、思い出して赤面。

 

「みーつけた」

 

この瞬間はホラー映画の気分でお楽しみください。え?無理?じゃあラブコメ風に。

「ユートくん、みーつけた♥」

「こ、光陰・・・・・・」

「探しちゃったよ、ユート君、足速いね♥」

「っ!!!」

とっさに逃げようとするが、光陰に阻まれる。そのときの動きはエターナルをも凌いだと言う。

「さ〜〜〜〜〜て、どうしよう、かな」

悠人まさに絶体絶命、とその時の事だった。

ズドオオオオオォォン

「・・・・・・ガハッ」

「ユート!!」

「・・・え?アセリア!?」

光陰を後ろから切り倒し現れたのは、「ラキオスの青い牙」

アセリアだった。

「な、なんでアセリアが?」

「?、だってこいつは、敵だから」

「・・・・・・あ、まだ皆に話してなかった」

こうして光陰は大怪我を負い、悠人は恐るべき魔の追っ手から逃れることができたのであった。

しかし、悠人はまだ知らない。

このときも、昨日の夕食のときにも、居たのにろくに話もしてもらえなくて、少しずつ殺気を放とうとしている少女・・・・・・

佳織がいたことに。

 

つづく

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後書き

えー、始めまして。miTurugiと申します。

今回が私の初作品となるのですが・・・・・・orz

ぜんぜん際どい部分が無かったな。

なんか日本語にも変なところがチラホラと。やっぱりちゃんとストーリーを考えないと。miTurugiNo Planでお送りしております。

最後にアセリアで締めたのはどうだろうか。しかし適任者がいなかった(オイ

一応このシリーズは

ユート⇔オルファ←光陰←?今日子

 ↑

その他スピリット&佳織

となっております。

ま、まあユートとオルファは書きやすいです。

次はサブスピを出したい・・・・・・てか、これ続けられるのか?(オイオイオイオイ

最後に

光陰ファンの皆様申し訳ありませーーーーーーーんでした。

光陰はとてもいじりやすいのですよ。いつかはいい目を見させてやりたいものですね。

読んでいただいた方々、ほんとうにありがとうございます。

次回はもう少し際どくできますよーに(違)

それでは、次回もよろしくお願いします。アルノカ?

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