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○セロ・ディオン

幼いころに両親をともに失い、兄と二人で生きてきた。
四年前、マデュレーン歴最大の大地震によって兄が行方不明になり今は孤独の身。
マデュレーンの世界ではセロのような存在を「異者」と呼び蔑んでいる。
その中彼はたった一人で耐えてきたにもかかわらず人間を嫌いになることは一度もなく、
心に酷い傷を持っているにもかかわらず自分のことよりも相手のことを思いやる優しい心の持ち主。
永遠神剣 第九位【孤独】の使い手。



○ミディ・ロンドマース

ロンドマース家の令嬢。
肉親のいないものを「異者」と呼んでいることに疑問を抱いている。
クロイツェンス家のカーズと許婚として結ばれているが彼女は不本意な様子。
実は行方不明となったキース・ディオンに好意を抱いている。
彼女は異者でありキースの弟のセロに対して普通に接している。
永遠神剣 第五位【純粋】使い手。



○ルナ・マスラス

セロと同じ、「異者」の一人。
彼女は最近の天変地異で肉親をすべてなくし異者となった。
セロ達が通っている学校へ転入してきて、蔑まれている彼女をセロが慰める。
皆に蔑まれているのは、自分だけじゃないんだと思いセロに思いを寄せる。
永遠神剣 第六位【迷い】の使い手。



○カーズ・クロイツェンス

容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能と何に関してもすべてに天才的な青年。
ミディとの許婚だが、セロのことを気にしているので激怒する。
すべてが自分より劣っている(と思っている)セロに対し敵対心を持っている。
基本的にすべての異者を毛嫌いしている。
永遠神剣 第四位【天性】の使い手。



○ファリィ・ブルースピリット

セロが龍の爪痕で出会ったスピリットの少女。
彼女はどの国にも属さず、戦いをあまり好んでいない。
セロに自分の状況やスピリット、永遠神剣などを教えてあげる。
そして、これからの戦争へ巻き込まれていってしまう。
永遠神剣 第六位【裁制】の使い手。



○キース・ディオン

セロの兄。 もしかしたらこの物語の最も重要な人物なのかもしれない。
マデュレーンを揺るがす天変地異によりファンタズマゴリアに飛ばされる。
彼は自分がファンタズマゴリアに来ることも、セロがこの世界にくることも予感していたらしい。
必要となる力を求めエターナルとなり、ある人物に託された神剣を護っている。
死の間際にセロに己の使命を託す。
永遠神剣 第二位【予感】の使い手。



○覇王カスターネ

翼竜の怪物、これでもエターナルである。
キースが護っている神剣を奪おうと襲ってくる。
激戦の末、キースと同士討ちとなり消滅する。
永遠神剣 第三位【破邪】の使い手。










●永遠神剣 第六位【孤独】(こどく)

セロ・ディオンの永遠神剣。
自分は弱くて臆病者だ、と思い込み自ら孤独を選ぶ神剣。
性格は非常に暗いが、セロと出会うことで少しづつ考えが変わっていく。
形状は長刀型、すばやい攻撃の刀にとってはあまり良い長さとはいえない。
六位の神剣でありながら下位の神剣よりも弱いと思っている。


●永遠神剣 第六位【裁制】(さいせい)

ファリィ・ブルースピリットの永遠神剣。
形状はソード型の神剣。
ファリィとの意気がぴったり合っていて五位上並の力を発揮している。
彼女にとって最高の相棒だと確信している。


●永遠神剣 第五位【迷い】(まよい)

ルナ・マスラスの永遠神剣。
形状は槍型のランスタイプ。
辛そうなルナのことを気遣ってくれてる、優しい神剣。
だがその反面いつも何かを迷っている。


●永遠神剣 第五位【純粋】(じゅんすい)

ミディ・ロンドマースの永遠神剣。
性格は何事に関しても純粋に物事を判断する。
形状は特異な弓矢型の神剣。
そのため防御能力はほとんど無く、接近戦は不可能である。


●永遠神剣 第四位【天性】(てんせい)

カーズ・クロイツェンスの永遠神剣。
四位の神剣なだけありかなり強力。
形状は刀型だが、【孤独】よりは短い神剣。
四神剣とは深い因縁があるらしい。



●永遠神剣 第二位【予感】(よかん)

キース・ディオンの永遠神剣。
感情が壊れていき苦しんでいるキースを心配している。
最期は主人と共に消滅する。



●永遠神剣 第五位【砂塵】(さじん)

キースがエターナルになる以前に使っていた神剣。
無理な戦いが続きすぎたため砕け散ってしまう。



●永遠神剣 第三位【破邪】(はじゃ)

カスターネの永遠神剣。紫色に妖しく輝いている神剣。
形状は自身の牙と翼、エターナルなのでオーラフォトンの力でさらに強固に。
この剣を手にしたものは「覇王」の名を冠する。



●永遠神剣 第?位【??】

キースが護っている永遠神剣。
封印されていてすべてがなぞに包まれている永遠神剣。
形状は曇りがかかっていてよくはわからないが腕輪のようなもの。
何があっても起こしてはならないものというほど危険な神剣。
どんな力があるのかもわからない、位も名前すら謎に包まれている。





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