秋坂 駿二
両親を事故で失い、天涯孤独の少年。明るく振舞うことによってその過去を忘れようとするが、
心のどこかでは未だに死んでしまった家族との再会を夢見ているという可哀想な人。
毎日叶わぬ願いを持ち続けている。好きな事は物思いに耽ることと、読書。
嫌いなことは同じ境遇に陥ったことのない人間から、変に同情を買われることと集団で行動すること。
孤独に生きてきたためか人付き合いがやや苦手。
いつの日かこの不幸を分かち合うことのできる相手が現れることを何気なく望んでいる。
永遠神剣第5位・千夜 契約者:秋坂駿二
人格はぶっきらぼうな女性のもの。駿二の孤独感に共感して彼を自分の下へと召喚する。
その名の通り、夜を司る永遠神剣。暗闇でも視覚が利かなくなることはない。
暗闇になればなるほど力を発揮する稀有な神剣。逆に明るいところでは力が落ちてしまう。
因みに心の状態も負の感情が強いほど力が増していく。
普段は愛想がないが、契約者が危機に陥ったときはどの様な手段を用いてでも生かそうとする。
形状はやや長めの短剣。闇の中なら手を使わずとも自在に動かせる。
リエラ・ブラックスピリット
イ−スペリアでもトップクラスの実力者で、その力はエトランジェに匹敵するのでは?
と噂される程のスピリット。自分が認めた相手にしか心を開かないところがあるが、
元来は明るい性格。しかし戦闘のことに関連すると容赦がなくなる。
戦闘は戦闘、普段は普段ときっちりけじめをつけるタイプ。料理など家事全般が得意だが、
決して趣味というわけではない。イ−スペリアの女王アズマリアとは幼馴染。
永遠神剣第?位・天理 契約者:リエラ・ブラックスピリット
この永遠神剣には決まった位というものは存在しない。
持ち主の器しだいでいくらでも力が増大していく。
それに伴って位も変化するのである。今は第5位。
位が上がるきっかけは、持ち主が信念を見つけたり精神力が向上したり、
実力が増大したりなど様々。第三位以上に昇格した瞬間に契約者はエターナルとなる。
逆に位が下がることもある。因みにこの神剣にも自我はあるらしいが、
何故か今は眠り続けているという。スピリットにはあり得ない特殊な神剣のため何かと謎が多い。
形状は特になく持ち主のイメージ通りに具現化させるタイプのもの。
レイ・アスフォルド
背中に雄大な光の翼を持つ有翼人の王女で有翼人自体、強大な力を有している。
因みに翼はしまうことができる。腰の辺りまで伸びた長い銀髪の少女。
エターナルでカオス、ロウどちらの陣営にも属さない。究極の美少女で、
家事から何から何まで特に不得手なものはないという超人。
普段は元気で明るい性格だが、必要とあらばどこまでも冷酷非情になれる。
が、一度気に入った相手にはとことん甘くなるところがある。本当は能天気でお気楽者。
自分が夢見たささやかな幸せのため、確実に一歩を踏み出していく。
永遠神剣第1位・流星 契約者:レイ・アスフォルド
人格は優しそうな女性のもの。レイとの絆は相当深く、
彼女を何よりも優先して考えるところがある。
この神剣はありとあらゆる世界の星々(神々)の力をその身に宿していると言われ、
現存する神剣の中でも最強クラスの力を持っている。
しかしレイは、自分の力を知ったものは一人残らず殺しているため、
その存在を知るものは驚くほど少ない。
この神剣も形状というものは特に決まってなく、自在に変更したりできる。
永遠神剣第1位・時空 契約者:レイ・アスフォルド
明るいタイプの少女?の人格で、時を操る神剣の中では最上位に位置している。
つまりレイは二つの第1位永遠神剣に認められた唯一の存在。
全てのエターナルの中でも、紛れもなく最強。
レイとの結びつきはやはり深く、流星とも非常に仲が良い。
未来をも操る力があるが、レイ自身は好きではない。
未来を予め決めてしまうのは、彼女にとって好むことではないのだ。
首から提げるペンダント型の永遠神剣。
ドン・アルサイド
かなりの美男子でキザッたらしい態度をとるが、元来はのんびりやで間抜けな性格。
レイと同じくフリーのエターナルで自由気ままに行動する。
レイの自称ライバルで彼女に戦いを挑んでは敗北を重ね続けている。
彼女と相対して生き残ったことのある・・・否、そのあまりの哀れさブリに
――自分の正体を黙っているという条件で――止めを刺されなかった唯一の男。
弱そうに見えて、実はかなりの実力者。プライドが高く、
いつの日かレイを打ち破るという不可能な夢を持っている。とにかく哀れで情けなさの漂う男。
永遠神剣第2位・闘鬼 契約者:ドン・アルサイド
性別?は男。その名の通り戦いを象徴しているかのような神剣で、
常に戦いを渇望している。より強き者との戦いを求めて、高みを目指す。
諦めが悪く、そのため、頼りなさそうで、実は根性のあるドンに何かを期待して契約を結ぶも、
その性格に愛想を尽かしつつある。ドンの身の丈ほどもある巨大な剣の形をしており、
契約者以外は持つことができない。高みを目指すためにはまず、ドンの性根を何とかせねばと奮闘中。
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初めに
@ このSSはこの作者の処女作となります。オリジナルの小説を書いていた所、
たまたまこのサイトを見つけたので、試しにと思って投稿してみました。
素人の書く小説ですので、いろいろと問題があるかとは思いますが、長い眼で応援してくれると助かります。
A このお話では、悠人達は脇役です。ほとんど出てこないと思っておいてください。
なお、「性格が違うじゃないか!」とか、「ゲームと展開が違う!」
みたいなこともあるかもしれませんが、「こういう小説なんだ!」と割り切ってください。
B 当たり前と言えば当たり前ですがこの小説は、
永アセを一度はプレイしたことを前提としてお話を進めさせていただきます。
ところどころ、説明とか省略されています。予めご了承ください。
C オリジナルキャラについてですが、レイは設定上激強です。
表向きは明るいですが、自分のためなら平気で他人を踏みにじれる性格です。
ヒロインに見える人もいれば、人によっては悪役に見えるかもしれません。
そう言うキャラクターです。なお、設定にある有翼人に関してですが、これは単に作者の趣味です。
深い意味はありません。王女に関しても、ただの有翼人が強大な力を持っててもしっくりこないかなぁと思い、
王族という設定にしただけです。リエラも決して優しい性格ではありません。
駿二も基本的に、見ず知らずの他人の為に命をかけられるような熱血キャラではありません。
駿二は、昨今の日本の若者の一般的な性格に設定したつもりですので、
「あっ、俺だったらこいつと同じこと思う!」とか共感していただけると幸いです。
D 投稿前に、皆様の小説をザッと見てみましたが・・・イースペリアに落ちる小説多し!
ちとショックです。ですが、マナ消失後は独自の展開を考えておりますので、
「ワンパターン!!」「パクリ!!」とか言わずに、
暇つぶし感覚でもいいので読んでいただけるとこちらとしては幸いです。
こんなものですが、精一杯がんばりますので末永くお付き合いのほどを・・・。