〈登場人物紹介+オリキャラ紹介〉 ラキオス編
注意:物語を理解するために、お手数ですが説明を読んで頂けたらと思います。
ラキオス城兵士詰所
・ イル
本名イル・ルイ・ロイ。
二一歳という若さでラキオス王国軍隊長兼ラキオス王・王妃・王女護衛を務める青年。
義理堅く素直で柔軟、そしてけっこう感情的。努力家。
八歳のとき両親をラキオス王の策略により殺されるが、
身よりのない自分を救ってくれたレスティーナの手前、
恨んでいる素振りを見せず我慢をしている。
そしてこの事件と同時にラキオス王国軍にレスティーナに恩を返すため入隊。
一二歳の時、初任務でハリオン、ヒミカ、セリアと出会う。
その任務で自分達がラキオスを守っているのではなく、
スピリットがこの国を守っていると知ったのでスピリットを馬鹿にせず、
逆に尊敬と劣等感を感じている(自分の剣の腕に自信があったため)。
しかし、スピリットを人間と思っているわけではない。
年齢が年齢のため部下の大半や国民からは快く思われていない。
趣味は兵法書を読みあさること。剣の修練をすること。妖精と話すこと。
ロイ家の祖はラキオスの剣技を改良して流れる剣技『エクスプロ―ド』と、
ラキオスに古くから伝わる剣技とロイ家の改良した流れる剣技を合わせた『コネクティドウィル』を作った。
使いこなすのが難しいためあまり練習する者がいない。
『エクスプロ―ド』はイルの得意技。
・ オース
本名オース・ワー・ウィー。
イルの部下の一人でラキオス王国軍軍師兼ラキオス王側近でイルと同い年。
棒術の天才でもあるが、それ以上に鬼才の持ち主。全てに置いて天才でもあり秀才でもある。
小さい頃からその恵まれた才能を発揮して側近まで上り詰める。
また自分こそがラキオス王国軍隊長にふさわしいと思っている野心家で、
名家の生まれなのでプライドが高い。しかし愛国心はある。
スピリットを道具だと思っている(世界的には一般常識)。
イルを心から嫌っている。理由はイルという存在がラキオスの未来に繋がらないと考えているから
ラキオス王にイルの両親殺害の策略を吹き込んだ人物。実際は殺そうと思って計ったのではない
数学的で言うと、秋月+ソーマ÷2=オース(注;妖精趣味は持っていません)
趣味は兵法書を読むこと。棒術の修練をすること。
ウィー家の祖はラキオスの剣技を作った。
怒り、憎しみは力になると考えられ作られた『フレンジー』を編み出す。
ラキオスの剣技の基礎となる基盤『ヘビーアタック』を作った。
『フレンジー』はオースの得意技。
ちなみにラキオスのだいたいの兵士は『ヘビーアタック』を使う。
・ リン
本名リン・セフィス。
年齢一九歳。ラキオス王国軍副隊長兼剣術師範を務めている。
元戦争孤児だと思われるリンをラスクに助けられる。
ラスクの死後、イルの家族により養子として引き取られる。
ラスクの弟子でもあり、かなりの槍の技術を持っている。
性格は冷静沈着で礼儀正しい。あまり周りのことを気にしない。
感情的になる義兄であるイルを諫める役割になっている。
一人だった自分を救ったラスクとイルを慕っている。
スピリットを道具(世界的には一般常識)だと考えていて、
また師匠であるラスクを殺したのがスピリットであったため憎んでいる。
特に、エスペリアとソーマについては殺意さえ持っている。しかし、たった一人だけ信用したスピリットがいる
イルがスピリットを尊敬しているため、その感情を出さないようにしている。
ちなみに性別は男。
趣味は瞑想。エスペリアとソーマを殺す仮想すること。イルとゆっくり時間を過ごすこと。
スピリットの館 第一詰所
・アセリア イルとは面識があり、模擬戦などをしばしば…
・オルファリル イルをお兄ちゃんと呼ぶ。だが…
・
ユート(ファンタズマゴリアにいるので高嶺悠人とは表示しません。)
・
エスペリア
イルが妖精と人間を隔てなく接するので邪念があると思いこんでいて、あまり快く思っていない。
ラスクの事件で、リンが苦手。昔、ある一人のスピリットと親友だった
スピリットの館 第二詰所
・ ハリオン
イルの初任務で護衛を務めそれ以来幼なじみの関係。
イルのことが好きだが、うまく表現できない。
・ ヒミカ
同じくイルの初任務で護衛を務めそれ以来幼なじみの関係。
仲の良い友達のよう。
・ セリア
同じくイルの初任務で護衛を務めそれ以来幼なじみの関係。
人間であるイルを信頼している。
・ファーレーン イルを妖精趣味だと思っている。
ニムントールに近づくのを許さない
・ヘリオン イルが隔てなく接するので疑念を抱いている
・ネリー 同じくイルが隔てなく接するので疑念を抱いている
・シアー 同じくイルが隔てなく接するので疑念を抱いている
・ニムントール ファーレーンの言葉を忠実に守り、
イルを妖精趣味だと思っている。
・ナナルゥ セリアと仲が良く、イルを『結局は人間』として見ている。
また、興味がない。
全体的にスピリット達はイルが人間であるため、ユートのように心を簡単には開いていません。
もちろんそれは、人間に自分たちの気持ちはわからないと考えているから。
また、エスペリアの影響もある。
ラキオス城
・ レスティーナ・ダイ・ラキオス
父のやり方に頭を抱えている。
小さい頃に父とオースのロイ家殺害計画を聞き、
身寄りが無く息倒れる寸前のイルを父に頼み保護してもらう。
今ではイルを兄という存在だと思っており
又、人間の唯一の理解者だと思っている。
イルが父を殺さないか心配している。
・ ルーグゥ・ダイ・ラキオス
自分の政治のやり方にいつも反対するロイ家を恨んでいて、
当時まだ八歳であったオースに策略を依頼する。
娘であるレスティーナが頼んだためイルの保護をしたが、
父と同様に自分の政治に反対するので鬱陶しく思い、
それに同感するオースを信頼している。
兵法書など
・ 賢戦論(けんせんろん)
イルの愛読書
内容は主にいかに犠牲を出さずに戦う戦法
『虎穴に入らずんば虎児を得ず』を取り入れた戦法
全体的に頭を使う戦法
著者は不明
・主功論(しゅこうろん)
オースの愛読書
内容は主に『勝てば官軍』を取り入れた戦法
戦に犠牲は付き物と考えられた戦法
『虎穴に入らずんば虎児を得ず』を取り入れた戦法
攻撃主体で単純のように見えるが、実はとても頭を使う戦法
著者はミュラーと書かれてある。
・守堅論(しゅけんろん)
リンが戦法として取り入れている本
内容は主に『防御は最大の攻撃なり』の戦法
全体的に防衛の戦法
簡単に出来る戦法、だが効果は絶大
著者は不明だが、神剣『平和』を持つ男が作ったと言われている。
ラキオス名家ロイ家の宝物
・聖ヨト剣技伝(せいよとけんぎでん)
ウィー家の祖が作った剣技書
全ラキオス兵士が使っている。
基礎の『ヘビーアタック』から力強い型まで載っている。
最後は応用である『フレンジー』が載ってある。
・聖ヨト流剣伝(せいよとりゅうけんでん)
ロイ家の祖が作った剣技書。
エトランジェが他国に負けないため作られた。
いきなり応用の『エクスプロ―ド』から流れる型が載ってある。
最後にまだ作った人物しか扱えない『コネクティドウィル』が載ってある
・国聖マナ紀(こくせいまなき)
昔、自分たちが操られていることに気づいたある人物が作った本
内容はマナについて。
スピリットは死んだときにマナに還るが、実は人間も死んだときマナに還ると書かれている。
それが解らない理由は死体が残り、すぐに埋めてしまうからであり、ただの時間差であると表記されてある。
よって全ての万物はマナによって作られていると書かれてある本。
現在はハリオンが所持。その前はラスクが所持。それ以前は不明。
・
オーラ闘伝(おーらとうでん)
著者は前『求め』の持ち主シルダス。
エトランジェである者の心得と闘法が書かれてある。
まず基礎となる「インスパイア」「レジスト」が表記。
最後には応用として「ホーリー」が表記されている。
書物はシリーズ形式である。
簡単に言えば、例として『賢戦論』は一冊1500ページの本で365冊ある。
なのであまり勉強しようと思う者が少ない。