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とある個室。
色々なことがあって考えなかった事が、落ち着いたら急に飛び出してきた・・・


どうしてこんな所にいるのだろう・・・・

どうして・・・・・私は今悲しいのだろう・・・・

ねえ・・・・・・S・・・・あなたは自分で道を見付けろっていったよね・・・・

なのに・・・なのに・・・なのに!!!

どうして?!あなたがいなくなってしまったの?!

勝手に決めないでよ・・・・・!!!

もう誰も受け入れてなんて・・・・くれないじゃない・・・・・

私は!!!・・・あなたがいたから!!私を見れた!!

でもあなたは!!!今日私を捨てたから!!!

・・・・だから・・・・・今日あなたの事を一時でも・・・こ(消した跡がある)

・・・・・・こんなこと・・・・・・・書きたく・・・・・ないよぉぉ・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「34日目・・・決められた『道』」

―――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――


「おはようございます!・・・って、誰もいないね?クロン」

そんないつもの挨拶も今日は返してくれる人たちがリビングにいなかった。

「あれぇ・・・えっと、何処かに出かけたのかな?」
「ワゥ?」

そこで、気づく・・・

「あの馬鹿って・・・確か一度も出かけたこと無いはずだよね?この世界では・・・?」

おかしい、いつもなら家の敷地からも出ないはずなのに・・・

「『無知』様〜!!!S〜〜〜〜!!!!―――おかしいね・・・誰もいない・・・」

「ワンワンワン!!!」
「ん・・・なに、その手紙・・・」

クロンはソファの上にある一通の便箋に入った手紙らしきモノをくわえている。



でも・・・・今になって思えば・・・・・・読まなければよかったな・・・・無駄だけどね・・・

――――――――――――


アリスへ・・・・

お前がコレ読んでる時は当然俺達はいないわな・・・と言うか、いたら怖いぞ。

・・・先に言うぞアリス。「お前は大丈夫なはずだよな・・・・?」
昨日確かに言ったはずだ。覚えてるな。
俺達はワケあって、もう一緒にいることは出来なくなった。
だが、お前の昨日の笑顔なら大丈夫のはずだ・・・歩いていけるはずだ。

自分の道を・・・だからな、負けるなよ!!!自分に!!!

それと・・・今度会った時は・・・・・・(なんだろう・・・?この場所に黒い線で何十にも消した跡がある・・・)


P.S たまにはオシャレでもしたらどうだ?可愛い顔が台無しだぞ――適当に買って置いたから気に入るか解からんが・・・
   
   場所は、お前が前に炎上させた木の根元にでも埋まってるから気にいったらもってけ。

   お前には似合うと思うが・・・まあ、大丈夫だろ!

   ・・・ああ!!!それとな、もっと欲しかったら町の原石加工店に行きゃあるぞ。

   
                                じゃあな・・・名無しより
――――――――――――

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「クロン・・・・これ、冗談だよね・・・?」
「クゥ?」
「そんなわけ、無いよね・・・・?・・・冗談だよね・・・?――っっ!クロン!!!!」
「ク〜ン・・・・」

とっさにクロンに怒鳴ってしまった。
返答なんてあるはずもないのに。

なんで・・・・なんでいつも・・・・勝手なの・・・

私は・・・・・あなたと一緒に・・・・・

え・・・?

今、なんて思った・・・・・・私は・・・・あの馬鹿と・・・一緒に・・・

・・・一緒に・・・いたい・・・・

なぜ、いなくなってしまったのだろう。

「簡単な答えじゃない♪」
心の中からそう聞こえた気がする。

・・・・ああ・・・・そうか・・・・・いらなくなってしまったんだ・・・・・・

はは・・・・・・そうだよね・・・いらないよね・・・・・・

私みたいな悪い子・・・・・・いらないよね・・・・・・

怖いよね・・・・あんなに殺しても心が血を求めているなんて・・・・

・・・・・・馬鹿みたい・・・・・受け入れてくれるなんて・・・・思ってたの・・・

なによ・・・・大丈夫って・・・・・・私は・・・・あなたがいたから・・・・・・



・・・結局・・・・捨てられてしまったんだね・・・・・・・・・・・

「ふふ・・・・あははは・・・・・・・・馬鹿みたい・・・・・・」

・・・・でもね・・・・馬鹿でもいい・・・・・・好きだから・・・・・・すきだったんだよぉぉぉ・・・・・うぅ・・・・・

涙なんて・・・いまさら流したって・・・・・意味ないじゃない・・・・・・・・どうして・・・もっとはやく・・・・言わなかったのかな・・・・・


・・・・「私とずっと一緒にいて」・・・・・って・・・・・・・・・・


涙は結局止まることは無かった・・・


―――――――――――――――――

「ここ・・だよね」
「クーン・・・」

あの場所に来ていた。
あの焼けた木がある場所に。
もう随分前に感じる、この場所も、この木の焼け跡も。
なぜなら、それは多分。

・・・・・・もう手を伸ばしてもとどかないから・・・・・あの日に・・・・

「ふふ・・・・せっかくあの馬鹿が残してくれたんだよね、持っていってもいいよね」

泣き笑いの表情のままその場所を掘ってみる。

あっ・・・・・・・・・・

「サファイア・・・・だよね・・」

その場にうまっていた小箱を開けるとそこにはサファイアが中央に埋め込まれたペンダントがあった。

「きれい・・・」

そう口にしてから、首にゆっくり掛けて止める。
なんだか、あの馬鹿が近くにいるような気がしたけど気のせいと感じるほどに悲しくなっていく、心が・・・

「ありがとう・・・もらうよ、このペンダント」

誰もいないのにそう言葉に出す。
返って来る言葉なんてないのに・・・

「っはは!!案外似合うじゃねーか♪――最初は豚に真珠かと思ったが」

・・・・・・・・・・・そんな、言葉でもいい・・・・聞きたいよぉぉ・・・・・・・・

心の中で泣き叫んでいた。



―――――――――――――――――


「この家を見るのも最後かな・・・」
「ワン」

帰ってから私はすぐに荷物をまとめた。
もうこの家には居ても意味がないから。
だから、行こう。

「ありがとう。私の家」

もうここで、日記を書くことはないと思う。

・・・・・・・・・でもね・・・・・居たかったよ・・・・ずっとここに・・・・・

・・・・・・・・あの馬鹿と・・・・・・・・・『無知』様と・・・・クロンと・・・・・・何時までも・・・・・・一緒に・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・さようなら・・・・・・私の日々・・・・・・・・・・・




――――――――――――――――――――



町に来ていた。
あの馬鹿もいるかも知れないし、他に行き場所を探そうかと思った。
でも。

・・・・他に行き場所なんてあるはずないじゃない・・・・・・・・

心で悲鳴をあげつつ、町を進んだ。
そして、一軒の宝石店を見付けた。

「あれが、あの馬鹿の言っている宝石店かな」

だからなんだ!それを見付けたからって、何が変わるの?
そう考えたが、結局中に入ってしまった。

「あっ・・・――これ!こんなに?!」

最初に目に入った値札。
あの馬鹿の贈り物は、私が今まで稼いでいたお金よりもはるかに多かった。
桁の単位で違っている。
なんでこんなものが、あの馬鹿に買えるの?
そんな事を考えていた矢先、目に飛び込んできた張り紙。

――――宝石盗難発生 詳しい事情をお知りの方は報告を―――

「な?!まさか?これって・・・」

予想通りらしい。
あの馬鹿の盗んだものと全く同じものが私の首にあるのだから。

・・・・・・・なんで・・・・・・そんな危険なことしてまで・・・・・・・・・・これを・・・・・

考えたって解かるわけが無い。
だって。

・・・あの馬鹿はもういないから・・・・

結局は憂鬱な気分になっただけだった。



宝石店を出た私に最初に聞こえてきたのは。

「ん・・・悲鳴!!――どこから?」

確かに今悲鳴がしたはずだよね。
私は辺りをうかがい、それから耳を澄ましてみる。

「っっ!!路地裏!!」

言う前に走り出していた。

――――――――――――――――

路地裏に走りこんだ私が最初に見たのは。
ミニオン四人係りで一体のミニオンを押さえつけている光景だった。

「あなた達!!何をしてるの?!――今すぐっ・・・」

そこまで言いかけたところで、複数の男達が暗がりに居るのに気がつく。

・・・・・・・・・・・まさか・・・・・・奴隷商人・・・・・・・?

最近のここの治安は余り良くないらしく、ミニオンの売り買いなどが問題になっていた。
つまり、この男達は。

「ほう・・・・!―――獲物が勝手にきやがったぞ!!おい!お前ら!!あいつも捕まえて来い!!!」

言うな否や、さらに2体のミニオンが現れた。
今になってだが、この二人にもさっきの四人にも意思の光が無い。
つまりは、神剣に喰われている。

だがそんなことよりも、私にはもっと驚くべきことに。

「あなた・・・!!!まさか?!」

昨日の「あの子」が私の前に立っていた。
そして光の無い目で私を冷たく見下ろし、神剣を構えている。

・・・・・・どうして・・・・・あなたが・・・・・・・昨日主人と違う世界に行ったはずじゃ・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まさか!・・・・・・・・うそ・・・・・・・・・・だよね・・・・・・・・・・

最悪の答えが浮かんで来てしまう。

「捨てられた・・・・の・・」

・・・・・・・・・私と・・・・・同じく・・・・・・・・

最悪の思考は、最悪の結果につながっている。
そうとしか思えない。

「ねえ?!嘘でしょ?!お願いだから!!!答えてよぉ!!!」

その声も神剣を構え直す音に阻まれるだけ。

「さっさとやれ!!この役立たず共が!!!!」

その声が私の終わりへの扉だった。




「役立たず・・・・・・?―――――っっっあははははは♪」

私は狂ったように笑いだす。



・・・・・役立たずだって!・・・・・・・貴様らが!・・・・・・・・何をしたか・・・・・・わかってるのか!!!!

道具として扱い・・・・・いらなくなったら売り飛ばし・・・・・・最後には自分であることすら忘れさせる・・・・・・・・・・

・・・・・・・・殺す!!!・・・・・・・・・・・一匹たりとも生かして帰さない!!!!!!!!


血が沸騰するような感覚と共にいつものあの声が聞こえてきた。



「ふふふ♪いいの?」

・・・・ケシテヤル・・・・・・

「あらあら・・・随分と素直なのね?」

・・・・・・もういい、飽きた・・・・・全て殺す・・・・

「戻れなくなってもしーらない♪」

・・・・戻る必要なんて無い・・・・・・あの子を捨てた奴も・・・・・それを利用した奴も・・・・・・・そして・・・・・・・




・・・・・・・・私を捨てた奴も・・・・・・絶対に許さない!!!!!!!





―――――――――――――――――

「あはははは♪死ね♪きゃははは♪」

私は狂っていた。
思考なんてない、だだの殺意だけ。
頭にあるものなんて。


・・・殺す!・・・殺す!!・・殺す!!!・・殺す!!!!

それしかないもの。

敵も私の異常さに、捕まえていたミニオンを離し、六体で応戦するつもりらしい。

「あはははは♪その程度♪詰まらないじゃない♪」

そう言ってハンデとばかりに神剣を投げ捨てた。
腕にはもはや、周囲の酸素すらなくなりそうなほどの炎が生まれている。
触れれば一瞬で炭になるくらいの規模。

「さあ♪始めましょうか♪」

そう言って目の前のあの子に飛び掛る。
もう、あの子の事なんて頭の片隅にもなかった。




そしてあと半歩でとどく距離で、突然何かが起こる。




「さがって・・・・」





そう小さくつぶやいた「何か」が私を吹き飛ばし、さらにそのままあの子の首を落とした。

「な・・・に・・・・」

現状理解のため身を起こせば、そこには少女が立っていた。
見た目は十二、三歳くらいで長い銀色の髪を腰まで垂らしている。
その手には当然のように神剣が握られていた。

吹き飛ばされたためか急に頭が冷えたらしい。
私はその子に聞いた。

「あの・・・・」
「だまって・・・・」

そう言った彼女は残るミニオンと男達に対峙した。
だがそれだけであの商人共は震え上がった、見ていて解かるくらいに。

「まさか・・・この星を治めている・・・うそだろ――なんでこんな奴が!!!」
「・・・・許さないから・・・」


冷たい言葉。
でも、思いやりがあるように感じる。

その言葉に急に私の心は沈んでいった。


そしてなぜか体の糸が切れたようにゆっくりと倒れ、そのまま気を失った。



――――――――――――――――――


「大丈夫・・・」
「え・・・・・・・」

気がつくと少女が私を抱き起こしていた。
どうやら私を気遣ってくれているらしい。


「あ・・・はい・・・」
「ん・・・・・・・・・」

口数は少ないが優しさは伝わってくる。
だから、私は少女に質問をしようとした。

「あのっ?」
「あなたは誰・・・・?」

逆に質問されている私。

「えっと・・・私はアリスと申します」
「・・・アリス?・・・・・・・・私の・・・・・しらない・・・・・私・・」

ん?微妙に言葉の意味がわからないな。

「あ、あのっ?」
「来る・・・・・」
「え・・・・・・」

本当に意味がわからない。

「私の家・・・・」
「えっと・・・私の家に来ませんか?でいいのですか?」
「うん・・・・・・・」

・・・・・どうしようかな・・・・・・・でも、特に行くところはないし・・・・・・

この子も悪い子じゃなさそうだし・・・・・・・・・・・・・・うん・・・・・いいよね・・・・・

「はい!ではお邪魔します」
「うん・・・・・」

少女は楽しそうに見える・・・本当に見えるだけなのだけどね。

だが、私はまだ気づきもしなかった。
この子が、この星の所有者だったなんて。


―――――――――――――――――――――――


「ここ・・・」
「ええええ?!」

素っ頓狂な声の原因がこれ。

「お城・・・・に見える」
「うん・・・・ここ・・・・・・・私の家」

なんと、辿りついたのはお城。
見渡す限りの大きさだ、規模だってどれ位あるのかわからない。

「まってて・・・・」

そう言うと、なにやら受け付けらしい所で説明をしている。
私のことかな、とも思った。
しばらくして小走りでかえってきて

「こっち・・・・・」

と、言われた。

―――――――――――――――――――――――


「うーん凄い・・・お城なんて初めて入った」

私はしきりに辺りを見回している。

「そこで説明・・・・」
「え・・・・?」

指をさした方向をみると、客室らしい部屋があった。

「えっと・・そこの方に説明を聞けばいいんですね?」
「うん・・・・・」
「はい!解かりました!」
「それじゃ・・・・・」

そう言い残して去っていく。

・・・・・・うーん理解はできるから言葉はなんとか通じるね・・・・

そんな事を考えている私であった。

―――――――――――――――――――――――

部屋に入った私はまず驚く。

「広い・・・!!」

家とは比べるべくもない。
床も、壁も、それだけでなくありとあらゆる物がすごかった。
もう、こう言うしかない。

「すごい・・・・・・・」



あらかた、驚き終わった私は荷物整理から始める。
最初に見付けたのはクロンだった。
え?まさかずっと荷物に包まれてたの??

「キュウ・・・・」
「ごめんクロン!!!」
「ウ〜〜・・・」

宝石店から裏路地に入るときとっさに走り出したから、適当に荷物に詰め込んだんだ、きっと。

「ごめんね・・・・クロン。苦しかったでしょう?」
「ウゥ・・・・ワン!」
「ふう・・・良かった・・・」

とりあえずクロンが無事そうなので次っと。
と、そこで思い当たった。

「まさか・・・あの子、この荷物見て家出とでも思ったのかなぁ?」

うう・・・・・恥ずかしい・・・・・そうだったらどうしよう・・・・・・・・

そんな事を考えながら荷物整理をしているとあの日記が出てきた。
手にとって見る。

「書かなきゃ意味が無いよね・・・」

そう思ったら、なぜだか涙がでてきた。

「あれ?・・・・なんで、私泣いて・・・」



・・・・・・・・・・そうか・・・・・・・・今日の事も・・・・・書かなきゃ・・・・・いけないから・・・・・・・・・・

・・・・捨てられたこと・・・・・・・・・そしてあの馬鹿の事を殺そうと感じたことも・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふふ・・・・・・どんどん嫌な子になってるね・・・・・・・・・私・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そんな時ノックの音が響く。

「・・・あぁ・・・はぃ・・・」
「アリス・・・・・?」
「ぃぇ・・・大丈夫です・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」

入ってこないことを怪訝に思った私は聞いてみた。

「あのっ!?」
「アリス・・・・・」


涙声の私に扉越し返ってきた言葉は温かかった。

「ゆっくり・・・・休んで・・・・」

その言葉に今度は違う涙が溢れる。

・・・・・・・あれ・・・・なんだか・・・・・・あたたかいよ・・・・・・・・・なぜだかわからないけど・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・まるで私の存在全てを包むような・・・・・・そんな感じ・・・・・・・・・・・・・

私はその瞬間だけは罪悪感から開放されたと思う。





・・・・・・・・だが、その瞬間だけでは私の心は暗いままだった・・・


―――――――――――――――――――――――
深夜・・・

眠れないよ・・・・・・

さっきからあの馬鹿のことばかり考えてる・・・・

どうしよう・・・・・こんなの知られたら・・・・・いやだな・・・・・・

・・・・・ああ・・・・・でも・・・・・・・・・知られることはないのか・・・・・

もう会うことも無いだろうし・・・・・・・・捨てられた道具にもう一度なんて・・・・・・・

そんなのありはしないよね・・・・・・・あはは・・・・・・・・なに期待しているんだろ・・・・・・

・・・・・・・・・また・・・・・・・・会えるかもしれないなんて・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・ベッドのふちに掛けてあるペンダントが鈍く輝いた・・・・・・・・

やめよう・・・・・・・虚しくなってくる・・・・・・・それに考えれば考えるだけ「憎い」から・・・・・・


・・・・はあ・・・明日は、あの少女が話があるって言ってたし・・・・・・・

睡眠不足じゃ不味いよね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

寝よう・・・・・・少しでも嫌なことが忘れられるように・・・・・・

・・・願わくば・・・せめて夢だけでも・・・・会いたいよ・・・・・


「34日目・・・終わり」


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あとがき

どうも、これで5話目ですね。
どんどん暗くなっていってますが、むしろ話の内容より作者の方が不味いです。
アリスの心情について書いていると不覚にも涙が・・・・。

この話書いてて作者ダークモードに入った回数はもう数え切れません。
マインドが−100以上ですね。
この少女はアリスにとって救いとなるのでしょうか・・・・・。

ともかく、お読み頂きありがとうございました。

次回は・・・救い有る話がいいですね・・・・本当に。

「願わくば、彼女に幸あれ」

それでは!

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