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*注意  この作品は、あまりにもくだらなく、本編にもたいした関係はありません。
     あと、貧乳以外は胸として認めない! という方は見ない方がいいかもしてません。


 前もって言っておこう。
 私は妖精趣味ではない。
 ただ、私は巨乳が好きなだけだ。
 そして、スピリットたちにはその巨乳が多いのだ。


 禍根のファルス   幕間 セラス・セッカの巨乳レポート



 今の言葉で始まる本がある。
 その本の名は、「セラス・セッカの巨乳レポート」。
 ガロ・リキュアが誕生してすぐに売られた本である。
 この本の著者はラキオスの訓練士セラス・セッカ。
 彼がファンタズゴンマリア戦争の中で書いていた物を本にしたものである。
 本日は、その第一章をお見せしよう。



 先ほども述べたが、私は巨乳が好きだ。
 そうなった理由は、私が幼少期の頃の出会いが理由となっている。

 私が幼い頃、私はリュケレイムの森で偶然、出会ってしまった。
 ある女性と。そして、その女性が持つ最高の巨乳と。
 服の上からでも、あの形や大きさは芸術のようであった。
 今になっても、その光景は覚えている。
 それからだった。
 私が巨乳の魔力に取り付かれたのは。

 私はその後、軍学校に入学・卒業し、訓練士になった。
 訓練士になった理由というのは二つ。
 一つは、私には剣の技術があり、訓練士の試験に合格したこと。
 給料も良かったし、休みも取ろうと思えばそれなりに取れるというのが魅力的だったからだ。
 事実、私は休暇を使い、サルドバルド方面に旅行し、宿屋の巨乳姉妹(いや、妹のほうは巨乳といえないか)と出会えた。
 その様な感じで、ラキオスの近辺であったが、様々な場所に行けたのは、訓練士をやれていたからだといえる。

 もう一つの理由は、スピリットと関われる機会が多いということだ。
 スピリットという言葉に、嫌悪感を抱く方もいるかもしれない。
 私のことを妖精趣味と思う読者もいるかもしれない。
 だが、私はスピリットを差別せず、人間と同じ存在だと思っている。
 だからこそ、先ほども述べたが、私は自身が妖精趣味ではない。
 話がずれてしまった。
 私は、スピリットと関われるこの訓練士に就いたことによって、様々なスピリットと関われることが出来た。
 その中でも、ラキオスが誇った二大巨乳といえるスピリットを挙げよう。
 ちなみに、この二人には本に名前を載せることについては既に許可を取ってある。

 かのファンタズゴマリア戦争を終わらせたスピリットの一人、<大樹のハリオン>
 同じく、<消沈のナナルゥ>である。
 この二人は、<柔らかさのハリオン>と<張りのナナルゥ>というように、巨乳でありながらそれぞれ個性が異なる。
 これこそ、巨乳の奥深さといえるものである。
 だからこそ、巨乳道は道が深いといえる。

 二人の巨乳は素晴らしい。
 だが、、過去に私が会った。私を巨乳の虜とした巨乳と比べると劣っている。
 戦争の中、彼女と偶然再会し、その巨乳の素晴らしさが再確認できたのだが、そのことは後に語ろう。

 ラキオスには二人以外にも、巨乳の持ち主はいる。
 二人と同じく戦争を終わらせたスピリットの<孤独のシアー>や、<献身のエスペリア>、<曙光のニムンストール>、<月光のファーレーン>と素晴らしい方々は多い。
 一人、大事な人物を忘れていた。
 賢者ヨーティアの助手を務めている<理想のイオ>だ。
 彼女も中々いいものを持っている。

 スピリット以外にも、人間で素晴らしい方々もいる。
 城下町の喫茶店のスピカさん、ミシャさんといった方もいる。
 どちらかというと、人間の方が巨乳の方が少ないと読者は感じるであろう。
 それは間違いではない。
 私は、訓練士を通して、ある事実に気づいたのだ。

 スピリットに巨乳が多い―――ーその表現にはある間違いがある。
 スピリットにも小さいのはいる。
 私の訓練士としての仕事の合い間に調査した結果によると、スピリットでも、グリーンスピリットには巨乳が多い。
 ブルーやブラックはその中間が多く、シアーのように大きいスピリットも少なくはない。
 逆に、小さいスピリットも少なくはない。
 問題はレッドスピリットである。
 レッドスピリットは調査の結果、全体的に貧乳であることが判明した。
 ナナルゥのような例は、奇跡のような存在なのではないかと考えられた。
 ちなみに、ホワイトスピリットはイオしか対象を知らないため、結論は出せなかった。

 次の章では、マロリガン方面で出会った巨乳の話をしよう。



 これが、「セラス・セッカの巨乳レポート」の一章である。
 この本は、後にエトランジェ光陰の出版した「幼女大辞典〜戦いで出会った当時は幼女たち〜」と並ぶ大ベストセラーになった。
 後の数周期後も、この本はファンタズゴマリアに残り続けたという。




 後書き


 かなり馬鹿らしい作品ですね(笑)
 セラス・セッカは本編中にいったい、何をやっていたのだと、問い詰めたいですね。
 勿論、光陰も一緒で。
 今日子さんのハリセンが二刀流になることは間違いない!

 セリアとウルカを入れるかどうか迷いました。
 でも、二人は私の中ではギリギリアウトってことにしました。
 ファンの方すいません。

 アセリアがいない理由は、エターナルになったからです。
 まあ、もともと入りませんでしたが………。


 ちなみに、宿屋の姉妹の名前はクレアとオリカ。
 ピン、と来た人もいるかもしれません。
 某娘調合RPGの登場キャラから抜粋しました。
 ミシャとスピカも同様の作品です。
 あれ、結構アセリアファンに勧めたい作品ですね。
 スピリット差別と似たシーンがありますし、実際、やっていて私はアセリアと被りました。
 最後に歌う唄には驚きます。











 だって、題名が「ファンタズゴマリア」なんだもん。

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