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 部屋
 

「どうだ悠人?」
「全然だ、言葉覚えるのって面倒だな」
「そう言うな、後々困るのはお前だぞ。佳織ちゃんを助けた後の事も考えて、早く覚えろよ」
「解ってるよ」

 そう言い机に向かう悠人。勉強の真っ最中だった
 あの後、隼人は悠人に言葉が喋れる理由を言わなかった。悠人も渋々納得した様で、その事に付いては何も聞いてこない
 今は悠人にこちら側の言葉を教えている最中であった

 コンコン

『隼人様、悠人様よろしいですか?』

「あぁ、どうぞ」
『失礼致します』

 入って来たのは世話をしてくれているエスペリアだった。

『お食事の用意が出来ましたので、食堂までどうぞ』
「あぁ、分かった 今いく」
『はい、それでは失礼します』

 それだけ言うと部屋から出て行った

「なぁ、なんだって?」
「飯だとさ 行くか」

 そう言い部屋から出て行く隼人を尻目に

「はぁ、早く覚えないと辛いなぁ」

 落ち込んでいる悠人であった




 それから十数日から過ぎた
 その間悠人は、エスペリアと隼人から言葉を学び、隼人は心中から、この世界の事などを学んでいた

『・・・・隼人』
「なんだ心中?」

 心中が真剣な声で隼人を呼んだ

『貴方にまだ言ってない事があります』
「うん?」
『隼人がこの世界に現れた時点で自動的に契約が行なわれました』
『そのおかげで、こちらの言葉は理解出来ますが、あくまで仮契約です』
「そうなのか?」
『はい。戦いとなると本契約をしないと力を引き出せません』
『仮契約の状態では、1割程度の力しか出ません』
「・・・・そうなのか」
『はい。しかし私と契約するには、私に心のを示さなければなりません』
「心?」
「言葉では無く、心で思ってる本心を示して戴ければ契約は成立します」
「心の本心か・・・・今じゃないと駄目なのか?」
『いえ、ただ力を使わないと生き残れない瞬間がいずれ訪れます』
『その時までに、私に示して下さい 貴方の心を』
「・・・わかった」

「なぁ隼人、さっきから何黙ってるんだ?」

 突然の呼びかけに驚く隼人

「い、いや、もう十数日経ったなぁって考えてた」
「もうそんなに経つのか・・・・」

 二人の間に色々な思いと沈黙が流れた その時

『そ、そんな・・・』
「これは決定だ。スピリットごときが不満を口にするな」
『そんな事って・・・』

「うるさいと言ってる!!」
『ッ!!』

「兵士か・・・・」
「だな、城にまた連れて行く気かな」
「・・・・いくか」
「あぁ」
 そう言い二人は部屋を出た。

『ユート様、トーゴ様!!何でもありません!!部屋に戻ってください!!』
『ちょうどいい。エトランジェか。さっさと準備をしろ 王がお呼びだ』

 そこには剣を持った兵士が3人

「王がお呼びだってさ」

 悠人に告げる隼人

「行ってやるよ!!」

「行くよ」
 
 言葉を喋る隼人に恐怖しつつも兵士達は

『こい!!』と言い歩き出す

 兵士に続き歩き出す二人であったが

『悠人様、隼人様行けません』

 真剣な顔で二人を止めるエスペリア

「大丈夫さ、心配しないで待っててくれ」

 笑顔でエスペリアに言い歩き出す隼人

『あっ・・・』
 エスペリアには黙って見送るしか出来なかった



「・・・・・」

 通された部屋は、以前と同じ謁見の間だった。
「・・・悠人」
「何だ?」
「何が遭っても冷静さを失うなよ」
「・・・あぁ、わかってる」

 悠人は隼人に言われた事を思い出した
 (佳織の為にも従ってやるさ)

 そう言い唇を噛む悠人

『エトランジェよ。体の具合はどうか?スピリットとは仲良くやっているようだな』

 王は含みのある笑みを二人に向けた。

「気に入らないな・・・」

 悠人は心の中で呟いた。

(何を企んでいる)
 隼人も心の中で考えた

『そろそろ傷も癒えたようだな・・・では、本来の仕事をやって貰うときが来た、というわけだ』

 王の言葉には全く興味がないのか、悠人は目線だけで周囲を見回す。

「佳織・・佳織は居ないのか・・・?」

「だったら、これ以上ここにいる必要は・・・」
『レスティーナよ。例の物をここに』
『はい、父様。誰か、【求め】を』

 姫がそう言うと、奥から布に包まれた一本の剣が運ばれてきた。

「あの剣・・・見覚えがある。それに、この感じは・・・」

 悠人は真剣に運ばれてきた剣を見た。
「あの剣・・・俺は、あの剣を知っている・・・」

(心中あれは?)
『あれは永遠神剣第4位【求め】です』
(求め?心中と同じ4位か)
『はい、あの剣も4位です。総合的な面では私のほうが勝ってますが、かなりの力を秘めた剣です
『この剣を取るがいい、エトランジェ・・・本来の力、このラキオスのために発揮してみせよ』

 剣は悠人の目の前に置かれた。運んできた兵士達は、何かを恐れるようにその場を離れる。
『取らぬか・・・ならば、やはり戦わせてみるか。レスティーナよ』
『はい。エスペリア、神剣を持ってここに』

 姫の言葉と同時に、二人の周りを取り囲んでいる兵士達が道を造る。
「何だ・・・?」

 そこに現れたのは、身の丈以上の槍を持つエスペリアだった

「エスペリア!?」

 二人の声が同時に叫んだ。

 エスペリアは悲しそうな表情で二人を見た。

『・・・』

 エスペリアは二人から五歩、離れたところで止まった。

「何だよ、あの槍・・・」
(なんなんだ、あの槍は)
『あれは、永遠神剣第7位【献身】です』
(献身か・・・)
『ユート様・・・剣を、お取り下さい』

 エスペリアはそう言って、槍を悠人に向けた。

「な、なんだよ・・・何でエスペリアが!?」
『どうした・・・さっさと剣を取った方がいいぞ』

 王はニヤリと笑った。

『このスピリットには、お前達を殺せと命じてある。このままではお前達は死ぬ』

 王は不愉快な笑みを浮かべて続ける。

『むろん、お前が死ねばあの赤毛の娘も後を追うことになる』

『エスペリア・・・戦いなさい』

 姫がゆっくりと言った。

『承知しました・・・ユート様。剣をお取り下さい』

 エスペリアは悲しみと決意を込めた目で悠人を見た。

(心中、エスペリアはどうなっている)
『彼女は王に命令されてます スピリットは人間に逆らいませんから』
(何故だ!力があるのに何故逆らわない)
『出来ないんです・・・そう教えられて来ましたから』
『スピリットは人間の奴隷なんです・・・』
(ば、馬鹿な・・・・)

「エスペリア・・・」

 悠人は信じられない表情でエスペリアを見た。

『ユート様。剣をお取り下さい。【献身】のエスペリア・・・お相手、します!!』

『ユート様・・・』
「エ、エスペリア・・・」

 悠人はまだ信じられないような目つきでエスペリアを見る。
『行きますっ!!』

 エスペリアは槍の穂先を悠人に向けた。

『ハッ!!』

 エスペリアは一気に悠人との間合いを詰める。

 シュッ・・・

 そして槍を水平に薙いだ。

 すると、悠人の前髪が数本、地面に落ちる。

「・・・今のは、わざと?」

 エスペリアの技に、悠人は戦慄した。

『次は・・・外しません・・・」

 エスペリアは再び槍を構えた。

「何故、エスペリアが・・・いや」

 悠人は目の前の剣を見た。

「エスペリアはわざと・・・俺に剣を取るチャンスをくれたのか」
「・・・やるしかないのか」

 悠人は覚悟を決めて剣を取った。

 その瞬間、エスペリアが飛び込んできた。

「!!」
 ガキーン!!
『!?』

 エスペリアの槍を、悠人は手にした剣で受ける。
 その時

(マナを・・・)
「この声!?」

 悠人の頭の中に、かつて聞いた声が響く。

 ガキン!!
 互いの刃をはじき返し、二人の間合いが広がる。

「・・・」
(速い・・・)

 二人の戦いに隼人は見入っていた

「なんだ・・・身体が軽い」

 悠人は周囲を見た。

「エスペリアの動きが見える・・・それに、周りに人間の動きが鈍い・・・』
『よく避けました・・・ですが』

 エスペリアは槍を構えなおした。

『ユート様・・・これから、私たちスピリットの戦いを教えて差し上げます』
「・・・」
『もう、ユート様の刃が私に届くことはありません』

 エスペリアは歌うように言葉を発する。

「何を言っているのか、全部わかる・・・何でだ?」

 悠人はエスペリアの言葉を全て理解していた。

『永遠神剣の主たる、【献身】のエスペリアの名において命ずる・・・風よ、私の守りとなって!』

 エスペリアの詠唱が終わると同時に、緑色の光がエスペリアを包み込む。

「風・・・いや、マナの盾か!?」

 悠人は叫んだ。

(あれがマナの盾か・・・)
『えぇ、そうです。今の悠人さんには辛いですね』

 心中が呟く

『せめて、苦しまないように一撃で・・・』

 エスペリアが小さく呟いた。

「あの盾は破れない・・・どうする・・・どうする!?」

 悠人は脂汗を浮かべる。

『そこまで!!双方、剣を引きなさい!!』

 その時、姫が声を上げて二人を制止した。

 それを聞いて、エスペリアは安堵したように槍を降ろす。


『どうですか、父様?やはり、このエトランジェは本物のようです』

 姫はそう言って悠人を見る。

『未だ神剣は覚醒してません。それでも、エスペリアと渡り合うのならば』
『ふむ・・・及第点といったところか』
『はい』
『よかろう・・・スピリットよ、剣を引け』

 王は悠人を見てニヤリと笑った。

『エトランジェよ・・・なかなか期待できるようだな。一刻も早く、その【求め】を使えるようになってもらわんとな』
「【求め】だと・・・この剣か?」

 悠人は眉をひそめた。

『エトランジェよ。明日からスピリットともに訓練に参加するのだ。死にものぐるいでな・・・』
『エトランジェ。その【求め】を手放さないように。剣の声を聞き、その力を己の物とせよ』

 その言葉に、悠人の怒りが爆発した。

「知るかよ、そんなこと!!何故、俺たちをエスペリアと戦わせた!?それに・・・佳織はどこにいるっ!?」
『そのようなことを知る必要はない。【求め】を使えるようになることだけを考えよ』
「何勝手なこと言ってんだ!!」
「こいつらにこの力を使ってやったら・・・佳織を助けられ・・・」

 ドクンッ!!

「ぐっ・・・また・・・!?」

 悠人の身体が地面に崩れ落ちる。

「悠人!!」
『フフ・・・元気なエトランジェだ。主には逆らえんというのに。お前がその剣を握っている限りは、な』
「くそっ!!」
『もうやめよ。このままでは心が壊れる。心も体もすでに縛られている』

 姫の言葉に、悠人はそれでも立ち上がろうとする。

「う、おお・・・」

 ドクンッ!!!

「がっ!?」

 今までの物とは比べ物にならない衝撃が悠人を襲う。

「く・・そ・・・」

 ドサッ・・・

 悠人はそのまま意識を失ってしまった。
(これが神剣の強制力か・・・)

『ほう・・・ははは、やはり、このエトランジェは拾い物だ。ここまで耐えるとはな!』
『ははは!!頼もしいぞ・・・』

 王の笑い声が響き渡る。

『エスペリア。もう戻りなさい』

 そう言った姫だったが、王が

『スピリット!もう一人のエトランジェを殺せ!!』
『父様何を!この者は剣を持ってません』

 姫が慌てた様子で王に言う

『我国には神剣は一本しか無い』
『そちらのエトランジェが死んでも問題は無い!』
『求めのエトランジェが死んでも赤毛の娘がいるではないか』
『そうですが・・・しかし・・・』

 俯く姫

『スピリットよエトランジェを殺せ!』

『承知しました・・・行きます隼人様』

 エスペリアは悲しみに満ちた目で隼人を見る

『せめて、苦しまないように一撃で・・・』

 エスペリアが小さく呟いた。次の瞬間

「ぇ・・・」

 ズシャアア 隼人の腹に突き刺さる槍。そのまま隼人は崩れ落ちた

 朦朧とする意識の中で心中の声が響いた

『隼人・・・大丈夫ですか?』
(血・・・死ぬのか・・・)

『このままでは死んでしまいます。早く契約を』
(・・・その前に一つ聞いていいか?)

『なんですか・・・?』
(なんで俺は殺されなきゃいけない?)

『王は貴方の事を恐れています、ですから殺してしまったほうが都合が良いのでしょう』
(ふざけるな・・・殺されてたまるかよ!)

『ならば、早く契約を!』
(もう1つ、何故スピリットは人間に従う?)
(人間より力を持っているのに)

『それは、作られた時から決まっているんです』
『人間には逆らうな、道具となって戦えと』
『それがスピリットの存在価値なんです』
『スピリットとは、戦争で死んでいくだけの存在なのです』

(悲しいな・・・)

『・・・はい』
(俺のやる事は決まった・・・戦うしかないのなら戦ってやる、自分が納得するまで・・・)
 心中が黙る それから重い口を開ける

『本心ですか?』

(・・・・・フッ 俺の心は筒抜けなんだろ?それなら言う必要もないだろう)

 隼人は悲しみに満ちた声で呟いた




『・・・・・』

 暫しの沈黙の後心中は口を開く

『隼人貴方の心はわかりました』
『大変ですよ・・・』
(あぁ、それでもやってやる)

『わかりました、隼人よ貴方と契約します』
『貴方に力を・・・』

 そう心中が言うと隼人の体に力が漲る
(これが契約・・・力が漲ってくる)
『隼人、貴方に永遠神剣を使っての戦闘の仕方を教えます』

 頭の中に戦い方が入ってくる
(了解した!いくぞ)

『フッ、呆気ないエトランジェめ』

 そう言い王は隼人を見る その顔が驚愕に変わるとも知らず

『ヒィ・・・ ば、馬鹿な』
 呆気にとられる人間達 エスペリアも例外では無い

隼人の体からマナの流失が止まり、無表情のまま立っていた

『・・・隼人様・・・何故・・・』
『スピリット奴を殺せ!早く殺せ!!』

 混乱しながらもエスペリアに命令する王

『・・・はい・・・隼人様、次こそ死んで頂きます』

 次の瞬間エスペリアの槍が隼人を貫く・・・筈だった

 ガキーン

 槍と何かがぶつかりあった音がし、エスペリアの槍を弾く・・・

『な・・・隼人様!?』
「・・・俺は永遠神剣第4位【心中】の隼人・・・エスペリア、俺を殺すと言うのなら君を殺す・・・」

 隼人が言うと手に刀型の神剣が現れ、周りには灰色のオーラフォトンが隼人を包む

『隼人様やはり契約してたんですね・・・行きます』

 エスペリアはすぐさま槍で突いて来るが、隼人にはエスペリアの動きが手に取るようにわかった


「・・・遅い・・・いくぞ心中」
『はい、隼人』

 エスペリア剣を交わす
(この程度か)

「死ね・・・キールブロー」
『クッ、ウィンドウィスパー!』

 エスペリアはマナの盾を張るが、盾ごと吹き飛ばしエスペリアは壁に叩きつけられる

『キャアァ・・・』

 衝撃によって気絶したようだった それを見ていた王が怯えながら叫ぶ

『ばぁ、馬鹿な!なり立てのエトランジェにこれほどの力が・・・』

 隼人は殺気を漂わせながら王を睨む

『ヒィ・・・ヒィィ・・・』
(こいつ等殺すか・・・)

 そんな事を考えていると

『やめた方が良いかもしれません』
(何故だ・・・こいつ等に生きてる価値は・・・)

『今は言えませんが・・・あの姫は途轍も無い事を考えています』
『それに、今王を殺そうとすれば【求め】が黙っていません』
『悠人さんと殺し合いになる事になってしまいます』
(・・・それはまずい乗りかかった船だ、悠人も佳織ちゃんも無事に助けてみせる)

『えぇ、ですから今は従って起きましょう』
(わかったよ・・・)

「王よ!」
『な、なんだ』

 怯えた顔で隼人を見る

「私はこの国に忠誠を誓います。この力を王の為に!」

 最初は理解出来ないようであったが、すぐに
『・・・ふむ、期待してるぞエトランジェよ』

 上機嫌な顔になった だが、姫だけはこちらを睨んでるようであった

「ハッ!」
『今日はもう良い、部屋で休むが良い!』

 レスティーナがそう叫ぶ

「ハッ!」

 そう言うと隼人は謁見の間を後にした・・・

『馬鹿な、なんなのだ奴は・・・殺さなければ・・・一刻も早く殺さなければ・・・』

 王が物々呟いている横でレスティーナは
『・・・・何故従うの?私達を殺す事も出来たのに・・・』
 隼人の行動を不信に思いつつ押し黙っていた。

  
   
 

 


 深夜 森

 謁見の間の後、隼人はラキオスから数キロ離れた森に来ていた
 幸い悠人もエスペリアもすぐ目を覚ました 今は部屋で眠っているだろう

「なぁ心中・・・」
『なんですか?』

 心中を持ち、寝転がりながら呟く

「解った事がある・・・好きな人とか守りたい者とか作ると、人は弱くなる」
「そいつに頼っちゃうからな・・・・・だから俺はそんな物は作らない」
「新しい世界って事で忘れていたけど、前の世界では俺は人を拒絶していた」
「・・・だから」
『良いですよ 最後まで言わなくても』

 決意を言おうとした瞬間、心中が言葉を遮る

『私は貴方と契約した だから、最後まで貴方に付いて行きます』
『自分の思う通りに生きて下さい』

「・・・ありがとう心中」
『じゃあ、特訓の続き始めましょうか』
「あぁ」

 そう言い隼人は神剣を構えた



  
                       続く






                   


  あとがき


 どうも〜お久しぶりです アルビウスです
 もし、待っててくれた人がいたら遅れてすいませんでした
 BBSにも書いてましたが、3章で詰って投稿遅れていました
 相変わらず、ショボイ文章にショボイ内容ですが、我慢して読んで行って下さいませ
 
 説明

 隼人君は戦闘時、心中と同化(乗っ取られてはいません)してるので相手の動きが手に取るようにわかります。
 動きが解る上、神剣の力で身体能力が圧倒的に上がった隼人には、エスペリアの攻撃を避ける事など簡単です。
 これからも圧倒的な力を発揮する隼人君をよろしく!!(悠人はちょい脇役ですねw
















 って!!技紹介シテネー

 と言う訳で、


「キールブロー」
 
 作者とお友達で、何となく作った技

 オーラーを剣先に溜め、ただ相手に叩き込む技
 殺傷能力は高く、グリーンスピリット以外は確実に殺させだろう
 しかし、剣自体のスピードは遅く、動きが速いスピリットには、避けられてしまう
 

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