西暦2008 12月18日17時30分
二人の少年が歩いていた。一人は隼人、もう一人は秋月 瞬。
周りから見れば意外な組み合わせなのかもしれない、ただこの二人は、以外に馬があった。
瞬が一方的に佳織の話、そして悠人の悪口を言うだけで、隼人はただそれを聞くだけであった。
だが、形は違えど心に闇を持っている瞬に、隼人は共感を覚えていた。
「佳織をアイツから離さないと、佳織は幸せになれない。」
「僕の所に来る事で、佳織は幸せになるんだ。」
「・・・・・」
瞬の異常とも思える愛情だが、隼人はどことなく理解出来た。
(コイツ佳織ちゃんが、本当に好きなんだな)
舞の友達だったので佳織のことは、多少知っている隼人であった。
「佳織は絶対僕が守ってやる!!」
瞬の言葉を聞きながら、隼人は考えた。
(俺も舞の事絶対守ってやるって、幸せにしてやるって思ったのに・・・・守れなかった)
隼人が後悔の念に捕われていたその瞬間、この場の空気が変わった
「な、なんだ・・・」
立ち止まる二人 その時
「うわぁああ」
頭をカチ割る頭痛と吐き気、目の前をみると金色の光の柱が立ち上がった。
頭痛と吐き気に必死に耐えながら前を見据える。
光は雲を突き破り、天空へと真っ直ぐ伸びていく。
全てが金色の光に飲み込まれていき、何も見えなくなった時、隼人の意識は無くなった。
同時刻 神木神社前
悠人達を送った時、巫女服の少女が驚いた声で
「6人!?送ったのは5人のはずなのに・・・1人増えてる・・・何故?」
「・・・でももう遅い 見守るしかないですね・・・」
続く
あとがき
どもです!!最初にスイマセン!
話がいきなり飛びました。
・・・未熟だった
まぁそれは置いといて(置くなよ!!
いよいよ第1章スタートです 流しながら読んで下さいw