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アソクの月 緑ひとつの日
────────Yuto side
あの落陽の日、やってきた瞬と佳織を目の前にして
佳織を助けられなかった。
結局俺は佳織にあいつの側にいる事を強制させ、気が付けばこんな所で寝ていた。
「ユート入りますよ。」
看病に来るのはレスティーナか、ヨーティア、それとイオ、大体この3人。
「レスティーナ、俺は・・・」
「昨日も言いましたが、ユートは気に病みすぎです。カオリは死んだわけではないのですからまた助けに行けばいいだけの話ではないですか。」
レスティーナはそういうがそれだけで俺は自分を許せそうにない。
それと
「黒霧は?」
勝手な行動を取った事で、レスティーナに処罰を兼ねた特別任務を言い渡されシリアさんと合同の任務に出た黒霧は、おおよそ2週間になるがまだ帰ってこない。
「本当に黒霧の任務はミスレ樹海の調査だったのか?」
「はい、それは、間違い有りません。ヒエレン・シレタでの目撃情報も有ります。」
どこに行ったのか、あの黒霧が殺されるなんて考えにくいが、もう2週間も帰ってこないとなると。
「明日で2週間です、ラキオスの軍法では任務から2週間以上経っても生存確認の取れない者は───」
死亡扱いになる、生きているなら帰ってくれば死亡は取り消しになるが、死亡扱いになったときラキオスに居る皆の心に影響が出るのは間違いない。
ラキオススピリット隊は今まで仲間の死を経験していない────
つまり、今日のうちに帰ってこなければラキオスは明日、初めて仲間が死んだ事になる。
元々ラキオスのスピリット達でさえ黒霧に依存していたのも居るのに、リースはどうなるのだろうか。
日を重ねるごとに食欲は落ち、戦果は下がり、目を真っ赤に腫らせたその姿は見ているだけで辛かった。
「どこで、何やってるんだよ。早く帰って来いよ。」
「そのことですが、帝国の3都市を陥落させたらミスレ樹海の調査隊を編成します。」
「それは・・・」
「サクヤ達が居るとすればミスレ樹海で間違い有りません。3都市の内残りはユウソカですからそれまでに調査隊のメンバーを決めておいてください。」
「・・・分かった」
「私は、明日のことで忙しくなりそうですから。」
明日、か・・・
──────────────────────
アソクの月 緑ふたつの日 ラキオス城共同墓地
光陰と今日子を連れて墓地にやってきた。
朝方に簡素な葬儀を済ませ、すぐに前線に戻ったため墓参りはこれが初めてに成る。
スピリット隊からは代表で俺が出席した、二人の葬儀は、レスティーナとヨーティアそれとレスティーナに言われていやいや出席させられている官僚で占められていた。
空っぽの棺おけが二つ。まぁ、スピリットとかエトランジェは遺体が残ることはないから形だけのものに違いは無い。
そして写真なんて便利なものも無いから遺影すら存在しない葬儀は、別段何の問題も無くすんなりと終了した。
そして
葬儀の後二人の名前はスピリット隊から外され。
二人の履歴書はレスティーナの手で燃やされ。
二人の荷物はそのすべてをリースが引き取った。
シフトでラキオスに一時帰還した皆は、詰所に昨日まで有ってそして今は無い二人分の木の名札と、空しくカーテンがなびくだけの空の部屋を見て一様に「やっぱり」と呟く。
そして今俺と光陰と今日子が交代でラキオスに戻ってきたので墓に向かっている所だ。
城下町で花を見繕い、俺を先頭に墓へ向かう。
共同墓地とは名ばかりで二人の墓はかなり奥まった所で区別されていた。
よく言えば二人だけの場所だが、改善されてきたとはいえ、差別はそうなくなるものではない、つまりは二人を人の近くに葬るのを良しとしない連中が多かったということだ。
日は西に沈みかけて、世界を真っ赤に染め上げる。
幾つモノ墓を通り過ぎ、目的の場所に向けて歩き続ける。
そこの角を曲がればすぐそこ
その角から首を右に曲げるだけでも墓を確認することは出来る。
だが、角の一歩手前で足は止まる。
そこから進むことは無く、退くことも無い。
責任感が足を持ち上げ更なる前進を促す。
だが、角の向こうから聞こえるすすり泣く声がそれより先に来る事を許さない。
シフトの逆算をする必要も無く、声から判断する必要も無く、墓の前で泣いているのは────
────────Reath side
「う、くっ・・・」
一日中ここに居た、成績不振の私は前線から外され数日の謹慎という名の休息を与えられていた。
戦線に立っても、目の前に死が迫っても、頭の中は帰りの遅い二人のことで一杯だった。
いつ帰ってくるんだろう?
どんなお土産を持って帰ってくるんだろう?
どんな顔して帰ってくるんだろう?
明日には帰ってくるかな?
コレだけ遅れてるんだからお土産話は期待していいよね?
少しでもすまなそうな顔して帰ってくるのかな?
二人が帰ってくることを信じて疑わなかった
前の日の晩だって別に明日死んだ事になっても大丈夫、いつかきっと帰ってくる。
悲しくなんてない、だって二人は生きてるんだから。と前の晩に言い聞かせた。
お墓ができてもお葬式をしてもそんなの形だけ、だって二人は死んでないんだから。と声に出して何回も復唱した。
そうやって覚悟を決めて今日に臨んだはずだった。
だけど結果は散々で、お葬式で防御を崩され、名札が取り外され、二人の荷物がわたしの部屋に移されて、空っぽになった二人の部屋を見て
「あぁ、もう、帰ってこないんだ」
と納得してしまった
悔しかった
二人の死を認めてしまった
悲しかった
泣いていれば二人のうち誰かが慰めてくれたから
シリアさんのようにハンカチを出して紅茶を入れてくれる人が居なければ、後ろからそっと抱きしめて頭をなでてくれる人も今は、どこにも居ない。
独りになった
三人だったのに
独りになった
独りに・・・・・・
────────Yuto side
「帰るか・・・」
自然と口からその言葉が出た
そして誰も返事をしていないのに自然と三人そろって来た道を戻っていく
「悠人、早い事3都市を陥落させて黒霧を探しに行くぞ。」
「あぁ、分かってる。」
「頼むわよ、誰よりもリースちゃんのためにね。」
◆◇◆◇◆◇◆
アソクの月 黒ふたつの日 ミスレ樹海
黒霧とシリアさんの死亡通告が出てから6日目の朝
二日前にユウソカを陥落させ、その足でリーソカを落とし、俺とリースとアセリアの3人でミスレ樹海に行く事になった。
「ユートさん、溯夜さんとシリアさんは・・・」
六日前、リースは一日中墓の前で泣いていたらしい。翌朝墓守の爺さんに墓の前で寝ている所を見つかった所、寝ていても墓の前から動かなかった。
「大丈夫、サクヤは強い」
アセリアが力強く自身を持ってリースを励ますが、その黒霧が1ヶ月も帰ってこないというのは嫌でも最悪の状況を想像させる、
「それを確かめるためにも、樹海を調べないとな。」
調査するのはミスレ樹海最奥部の洞窟、長い時間を調査に割くわけにもいかないので、期間は長くても1週間、つまり5日。
洞窟までにたどり着くのを1日と計算したら、洞窟一つを調べるのにかけれる時間は1日。
アソクの月 黒よっつの日 守護者アレダスの洞窟
「・・・・これ、は」
長い洞窟を抜けた俺たちを待ち受けていたのは
あちらこちらに巨大な穴が開いた壁、同じように所々に穴が開き岩盤が積み重なっている床、そして天井も抉り取られている。
そんな中壁に連なって置かれている燭台だけが柔らかな明かりを伝えている。
「ここで、なにが・・・」
「ここで何かあったのは事実です。早く調べないと。」
確かにこの洞窟を調べる時間はあと半日ぐらいしかない、明日は隣の洞窟を調べなければならない。
手分けして瓦礫をどかしたりして部屋をよく調べる。
大広間には瓦礫の崩れる音と俺たちの足音しかない、燭台を見てみたが、どういった原理で動いているのかさっぱりだった。
「瓦礫ばっかりで、何も無いな」
瓦礫をどかしてもその下には瓦礫か床しかない
「ユート、これ」
アセリアが部屋の隅で何か見つけたらしく、手に
「それは」
黒霧達があの日持って行った鞄があった。
「それじゃ、溯夜さんとシリアさんは・・・」
荷物がここにある以上・・・
「まだ分からない、それにここはまだ何時間か調べられるんだ。二人の生存を裏付ける何かが見つかるかもしれない。」
「はい」
リースは今にも泣きそうなのに、俺よりも足取りはしっかりとしている。
イースペリアのスピリット隊は全滅した、仲間の死を乗り越えるというのは途方もない強さが必要なのだと戦場に立って2年もするのにようやく知った。
「くそっ、何もない。」
アセリアが壁際で何かを発見した事を受けて今度は壁際を手分けして探す。
「ぇ・・・」
「ん?」
今度はリースが何か見つけたらしい。
リースの手には
「それって・・・」
「ぁ、ぁぁ・ぁ・・」
イースペリア国章のペンダントが握られていた
──────────────────────
レユエの月 赤ふたつの日 サーギオス城
────────Yuto side
結局黒霧の死亡判定は覆らず、ラキオススピリット隊は2名の欠員を出しての最終決戦に臨む事になった。
二人の死が皆に影響しなかったと言えば嘘になる。
第2詰所の皆はしばらく口数が少なくなったし、全体から見て戦果は普段の7割程度に落ちた。
俺も例外ではなく、初めて経験する仲間の死に対して、隊長という身分でありながら結局光陰のアドバイスをそのまま鵜呑みにすることしか出来なかった。
洞窟の最奥部の部屋で見つけたペンダントは、リースの希望でシリアさんの墓前に供えられた。
隣の洞窟も調べたが、ペンダントを見つけた洞窟以上に損壊が激しく、調査以前の問題だった。
そして、今仲間の死を引きずりながらもこうして宿敵の待ち構える根城の前に立っている。
城を見上げてみれば、今まで見た中で一番大きい。
なんでも城の中に町があるらしく、強固なつくりになっているらしい。
「やっと、ここまで来たか。」
俺がファンタズマゴリアに召喚されてから2年、アセリア達に出会い、黒霧とシリアさんと出会い、佳織が攫われて、今日子達と殺し合いそして仲間になって。
その過程でいろんなことがあった。
アセリアと二人で一度だけ元の世界に帰り、そこでのトラブルでアセリアは神剣に飲み込まれ、数ヶ月前に帰ってきたり、と。
今まで生きてきた中で一番長かった2年だと思う。
「行くぞ、皆っ!!」
「「はいっ!!」」
剣を振り上げ部隊を鼓舞する、戦争は今日で終わりだ、俺が、瞬を倒して終わらせる。
◆◇◆◇◆◇◆
同日 サーギオス城謁見の間
ガギンッ!!
「・・・・ぇ」
手には瞬の攻撃で一刀両断された『求め』。
体から力が抜けていくのが分かる、神剣が折れた今、俺には生身の人間程度の能力しか残されていない。
一瞬にして同等から一方的に狩られる側に叩き落された。
背中には佳織が居るのに、こんな所で死ぬわけには行かないのに、どうにも抗うことは出来そうに無い。
「ちょっと、悠!!」
振り下ろされる瞬の剣戟を今日子が受け止める、続いて背後から光陰が強烈な一撃を加える。
見事な連携だった、卓球のダブルスのように攻守を交代しながら途切れることの無い連激をくわえている。
だが、それら全てを防ぎきる、『求め』を吸収した瞬は圧倒的だった。
瞬はその場から一歩も動いていない、瞬の周りに浮いている6枚の剣が縦横無尽に駆け巡り、皆の攻撃を悉く受け止める。
「くそっ、どうしてあたらないんだよ。」
光陰が毒づく、俺にも何で皆の攻撃が当たらないのか分からない、タイミングは完璧だし、威力も申し分ないはずなのに、なんで。
「そんなもの、決まっているだろう。所詮雑魚がいくら集まろうと烏合だったということだ、安っぽい楽器では安っぽい音色しか奏でられないのと同じだ。」
さっきまでただそこに立っていただけの瞬が始めて行動を起こす、右手を突き出し。
「もういい、死ね」
瞬がそういうと、突き出された右手を起点に、強烈な衝撃波が生まれ、柱を抉り取り、石畳を剥がし、絨毯を引き裂き、俺たちを吹き飛ばした。
「ガッ、ハ・・───」
壁に打ち付けられる、俺は離れていたお陰で被害はそうでも無いが、あの時すぐ側に居た皆はそうも行かなかったらしい。
皆の服は裂け、その意味を半分近く失っている。
体のどこかには切り傷が火傷がある。
「お兄ちゃん・・・」
佳織も俺が抱きかかえるようにして守ったものの、無傷というわけには行かなかった、火傷こそ無いものの、傷は探すまでも無い。
「くそっ・・・」
剣の無い俺には何も出来ない、こうして皆の戦いを見ていることしか出来ない。
それが、何よりも悔しかった。
『契約者よ・・・』
ん、『求め』か?おい、何勝手に折れてんだよ・・・
『ふん、あの時、契約者が妹に構わず『誓い』を砕いておれば良かったのだ。』
ふざけるなっ、そんなの出来るわけ!!
『・・・一度しか言えぬ、中身の無い頭を十分に使って聞け。我の意思は『誓い』に呑まれつつある。もはや、汝の求めに応えることは出来ぬが・・・わずかに残った力の一欠片・・・・汝にくれてやろう。』
一欠片、たったそれだけなのか?
『しかも、『誓い』の一撃にも耐えられまい・・・』
そんな力で何が・・・
『今、汝への〈門〉を開こうとしているものが居る。・・・おそらく、汝に敵対する者ではない・・・我と汝がこの世界にきてから、監視していた者だ。・・・残された力で、その〈門〉を開こう。・・・それが我の限界だ。』
監視?あと門を開くってどうすればいいんだよ。それに、その力を使ったらお前は消えるんだろ?
『契約だ・・・汝は、奇跡に見合う、ことをした。・・・それだけだ。』
そう、か。なら、これからしようとしている事は何なんだ?お前にとって俺を助けることは、自身の消滅よりも価値のあることなのか?
『ふ、酔狂・・・と、しておこう・・・か。』
・・・・わかった、絶対に、無駄にはしない。
『契約者よ・・・さらばだ。あの、青い、妖精も・・・な・・・』
そう言い終えると『求め』は完全に消滅した。
『求め』の声と引き換えに
『悠人さん、聞こえますか?』
どこかで聞いた事のある声が頭に響いた。
『時間が有りません、少しでも早く茅の輪をイメージしてください。』
茅の輪?神社に有るアレか?
とりあえず昔神社で遊んだ事を思い出しながらイメージする。
おぼろげな記憶だったはずなのに明確にイメージが出来た。
そして────────
突如今度は蒼い光が謁見の間にいきわたり、その光の中心には俺が想像した茅の輪。
「え?」
想像が創造になったことも驚きだが、その茅の輪から、運命のあの日に神社で会った時深が出てきたのはさらに驚きだ。
「混沌の永遠者、か」
瞬が俺から視線をそらし、門とやらから出てきた時深と相対する。
「永遠神剣第3位『時詠』の主〈時読みのトキミ〉、行きますっ!!」
──────────────────────
ホーコの月 青よっつの日 リュケイレムの森
「アセリアも来たのですか・・・」
言葉では意外そうな雰囲気を出しているが表情では予め知っていた雰囲気を出している時深。その時深は静かに森の中で待っていた。
「あぁ、佳織は見送った、今日子に光陰とも別れを済ませた。そして」
「私は、悠人と・・・」
「そうですか。分かりました、以前説明しましたが、エターナルになるということは同時に今まで会ってきた全てのものに忘れられるということです。 それでも、いいんですね?」
最後の言葉に最大の重みを乗せられた言葉が浴びせられる。
忘れられる、人として自身の存在も価値も全てが奪われる事に等しい。
けど、「俺は、約束した、絶対に皆を守る、希望を繋ぐ力になるんだって、佳織と約束した。」
「その約束も忘れられてしまうんですよ?」
「佳織は忘れても、俺は忘れない。」
「・・・何をいっても無駄のようですね。」
元から決められていたのだろう、迷う事無く4本の木に時深が札を貼っていく
「これからエターナルになるためへの門を開きます。」
「その前に、一つ聞いて言いか?」
「え・・・なんですか?」
最後の札を貼り終えた時深がかなり不思議そうな顔をしている。
「その・・・黒霧のことなんだが、時深は何か知らないのか?」
「・・・黒霧、と言うのは、あの日神社でイレギュラー召喚された少年のことですね?」
「あぁ」
「彼の事ですが、私にも分かりません。時間転移で彼らが行方不明になった日に行けば何か分かるかもしれません。ですが、不確定要素に使っている時間も無ければ、そんな人間に使う余分な力もありません。
なにより私の時詠の目には彼の姿は全く映りません。」
「それって、どういう・・・」
「世界の因果関係から外された、もしくは、彼の運命そこまでだった。自然に考えるとしたら後者ですね。前者は、まぁ、ありえませんから。」
「それは、つまり」
喉が鳴る、手には汗が握られている。黒霧の死亡判定は覆らなかったが、実際に死ぬところを見た者は居ない、つまり時深の言葉が俺にとって黒霧の最後通牒。
「死んだのでしょう、未来の無い者の未来を見ることは出来ませんから。」
「そ、うか・・・」
結局最後の希望も打ち砕かれた。
黒霧には光陰とは違う頼れるところがあった。
冷静すぎるところもあったけど、それは熱くなりすぎる俺といいコンビだったのかもしれない。
「死んだ、のか・・・」
二人の墓は、やっぱり取り壊されることは無いらしい。
主の居ない標だけの墓、花こそ供えられているものの、その下に眠るはずの者が居ないと知っているとどこか間の抜けた感じがした。
「聞きたいことは、それだけですか?」
「トキミ、シリアもダメなのか?」
そう、か。シリアさんはもしかしたら・・・
「シリア、ですか。すいません、彼女とは直接の面識が有りませんから。」
「ダメ、か。」
「はい、自分の未来なら知りたくないところまで教えてくれるんですけどね。」
どこか自嘲の含まれた台詞だった。
「では、門を開きますよ。」
「頼む」
Ten fairy went out to dine; One choked her little self, and then there were nine.
Nine fairy sat up very late; One overslept herself, and then there were eight.
Eight fairy traveling in Devon; One said she'd stay there, and then there were seven.
Seven fairy chopping up sticks; One chopped herself in half, and then there were six.
Six fairy playing with a hive; A bumble-bee stung one, and then there were five.
Five fairy going in for law; One got in chancery, and then there were four.
Four fairy going out to sea; A red herring swallowed one, and then there were three.
Three fairy walking in the zoo; A big bear hugged one, and then there were two.
Two fairy sitting in the sun; One got frizzled up, and then there was one.
And then there were none?
あとがき
4章終了─────!!
次は5章です対エターナル戦です。エターナルと戦う以上こちらもエターナルでは面白みが無い!!
永遠は不老不死で迎え撃とう、未来永劫過去永劫、傷つき斬られそれでも倒れぬ永遠で
不滅の調べは止まらない、地を焼き焦がし月を討て、その手で織り成す協奏曲(コンチェルト)
こんな感じになるのを目指しています
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