レイヴン - Raven - | ||||||
|
||||||
ダーツィでは『グレン・リーヴァ』名乗り、バーンライトにいる今は『メノシアス・レーヴェン』と名乗っている正体不明の男。 漆黒の髪に瞳。黒い上下の服を着て、白い一張羅を纏っている。 憮然とした面持ちで、若い見た目のわりに妙に達観している。 細い身体に見えて、中身は無駄が無く、しなやかな肉体を有している。実力の程は不明。 時折、詩を謳うことがあり、周囲の人はそれに惹き付けられる。 彼の素性は、元居た世界での痕跡が無いために不明である。 彼は自意識を持っていると思われる剣を二つ(一つは鉄パイプ?)を所有している。 『月奏』と『凶悪』は自身を媒介にして人型に顕現しているのか、それともレイヴンのよるものなのか、別の何かなのかは今の所全て不明である。 彼の腰にある漆黒のダガーに関しても、スピリットの神剣攻撃を受け止めても折れない。 武器に関しても不可思議であるが、彼自身の関しても幼いとはいえ、 スピリットと渡り合えるその身体能力はずば抜けて高いことが伺えた。 |
||||||
保有武装 | ||||||
|
||||||
彼は持つ剣のうちの一つ。 鋭角三角形に酷似した無骨な青緑色の鞘に収まっているブレード。 世界を渡った際に彼が所持した剣である事から神剣であると思われるが、事実は不明。 鞘を抜いた剣はガンブレードの様な取っ手をしており、鞘に酷似した剣となっている。 柄の青緑色以外は、鞘とは違って青白い。 人格は女性であり、凛とした澄んだ綺麗な声の持ち主である。 グレンと詩を奏でることがある。 原理は不明であるが、人に顕現できるようである。 その姿は蒼銀の髪に緋い瞳の10代半ばな外見の少女。 袖なしタイトな白い上着と膝上辺りまでの蒼いスカート、足を黒いストッキングで覆った服である。 |
||||||
|
||||||
彼が持つ剣のうちの一つ。 まんまな鉄パイプ。更に言えば先端が(凶悪に)曲がっている鉄パイプ。 何故かいつも収まるはずの無い背中に収納されている。 原理は不明だが、人に顕現できるようである。 漆黒の長いストレートの髪に瞳。顕現した『月奏』より少し幼めな姿である。 言葉は発さず、というより喋れないようであるも、グレンとの意志疎通は出来るようである。 服は青紫を基調にした巫女服を着ている。 |
||||||
|
||||||
流線的でありながら、鋭角的な鋭さを有した大型の漆黒のナイフ。 彼がこの世界に渡る前から所有していた物であり、その強度はスピリットの斬撃を受け止められる。 切れ味に関しては動物に皮を剥ぎ、肉をスライスさせるだけの鋭さを有している。 実際にどれほどのものなのかは不明だが、魔龍シージスの瞳は他の部分に比べて比較的に軟らかいものの、それでもかなりの硬さを有していたのは事実である。 それを貫いたという事は、業物である事は確かなだと思われる。 |
||||||
|
||||||
極めて細く剛質性を秘めた糸。 滞在先であるバーンライトの技術を流用し、独自の技術でエーテルを付加させている。 そのため、3mmにも満たない直径でありながらも極めて高い耐久性能と柔軟性を兼ね備えさせる事に成功させた。 戦闘においてスピリットが常時展開しているオーラフォトンを糸自体に含まれているエーテルで中和させる事によって無効化し、貫通させられるのである。 その代償としてエーテルを消費し、糸自体の性能が使う度に衰えるのは仕方の無い事であった。 糸で対象の物体を締め付け、そのまま引き裂くのが主な戦法となる。 しかし、欠点もあった。あまりにも細いために巻きつけた物体を切り裂き易くなっていた。 糸という概念からすれば巻きつけて引き寄せるなどの多岐に渡る戦術が出来るのだが、それはまだ改善段階の域を脱していないのである。 |
||||||
|